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過去の今日も銀ぎん!
2006年  78件

[256] 今日も銀ぎん!2006.12.31(日) 09:59
 『お詫びと誓い』 2006年12月31日(日)

さあ、2006年も今日で終わり。
今年も早かったですね〜。

さて、昨日のタイガースの特番での駅伝を見て下さった方に、まずはお詫び申し上げます^^
「あまり映ってないかなぁ」と思ってましたが、「ほとんど映ってなかった」ですね。
他の選手に声援を送っているシーンとゴールのシーンだけ。

大掃除の手を止めて見て下さった方や録画して下さった方もいたかもしれませんね。
えっ?おらんて?
ホントにごめんなさい^^

息子から「お父さん、応援に行っただけやん」と言われました。
「ホンマやね」と返すしかありません^^

昨日は午前中から上方落語協会の理事会がありました。
僕は師匠・鶴瓶の代わりに出席したんです。
そこで、会長の桂三枝師匠にお会いしました。

来年は三枝師匠の創作落語「宿題」を韓国語でさせて頂くんですが、途中まで出来上がった韓国語の台本を師匠にお見せしたら、「ちょっと読んでみてよ」と言われ、出だしを読んだんです。
すると、「ほぉ〜、なんか楽しそうやねぇ」と喜んで下さったんです。
完成したら「オヨヨ」と言って頂けるよう、頑張ります^^

その後、桂春菜くんの結婚披露宴に。
年末ということで、芸人さんも時間があるのか、たくさんの方が来られてました。
300人くらいいてはったと思います。
当然のことながら、横山たかし師匠は金色のスーツでした。

夕方からは上方落語協会の忘年会。
「繁昌亭をさらに盛り上げよう!」と結束を固めた夜でした。

ですから、昨日は朝から晩まで噺家だらけの一日でした^^

今日はウチで年賀状を書いて過ごします。

今年も笑福亭銀瓶を応援して頂き、本当にありがとうございました。
2007年、さらに飛躍できるよう、気持ちを新たに臨みます。
どうか懲りずに、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

では、来年も銀ぎん!^^
[254] 今日も銀ぎん!2006.12.27(水) 20:34
 『これで来年も頑張れる?』 2006年12月27日(水)

夕方、有馬温泉から帰ってきました。
なかなかヨカッタですよ^^

「有馬ビューホテル」に泊まりました。
ホテルにも温泉はあるんですが、隣接する「太閤の湯」にも無料で入れます。
「太閤の湯」は日帰りでもOKですよ。
かなりの人気でした。

有馬温泉といえば、金泉と銀泉ですよね。
僕としては銀泉を贔屓にしたいのですが、やはり金泉に浸かっている時間の方が少し長かったですかね^^

世間では「岩盤浴」がちょっとしたブームですが、こちらにも「岩盤浴」が二つあり、人気を博していました。
僕も初めて体験したんですが、サウナより低温でそんなに疲れず、ジト〜ッと汗が出てきて快適でしたよ。

マッサージやエステも充実してます。
「ねねの癒し処」で「タイ古式マッサージ」を受けました。
これは、ストレッチと指圧をミックスした感じで、オススメです。
担当してくれた中台(なかだい)さんという若い男性が、上手なうえに大変感じのイイ人でした。

ウチの子供たちは、お風呂以上にゲームセンターにいる時間が長かったですかね^^
ウチは基本的にテレビゲームはほとんどさせない方針でして。
いま流行のDSやWiiなど、別世界の話です。

ですから、こんなときぐらいはということで大目に見ました。
娘は「太鼓の達人」にハマッてました。
僕もやりましたが、結構難しいですね。
息子は「スーパーマリオのコイン落としゲーム」。

今日の3時過ぎに「太閤の湯」から送迎バスに乗ったんですが、バスが今まさに出ようというときに二人のおばあちゃんが「すんませ〜ん。待ってぇ〜」と乗り込んで来ました。
お土産をたくさん買いすぎてギリギリになったらしいです。

僕が「泊まったんですか?」と聞くと、「日帰りです」と答えるんです。
お二人とも80歳だそうで。

「日帰りって、何時に来はったんですか?」
「1時」
「いま3時ですよ。どれくらいお風呂に入ったんですか?」
「そやねぇ。30分くらいかなぁ」
「どこから来はりましたん?」
「姫路」
「姫路からどれくらいかかりました?」
「2時間」
「えっ!?それやったら地元の温泉に入ったほうがゆっくりできますやん。姫路にもあるでしょ?温泉」
「へぇ、ぎょうさんあります。もう、こんなとこ二度と来ませんわ」

この会話を大声でしはるんです。
送迎バスの運転のオジサンに気まずかったから、「いやぁ、おばあちゃん。ここはもっとゆっくり来て楽しんだら、ホンマにええとこですよ〜」と一所懸命フォローしました。

湯船でもバスの中でも汗をかきました^^

では、明日も銀ぎん!^^
[253] 今日も銀ぎん!2006.12.26(火) 09:10
 『駅伝の疲れを癒します』 2006年12月26日(火)

昨日の駅伝は大変でした。
大阪の万博公園で収録したんです。

オリックスバファローズ、セレッソ大阪、神戸製鋼ラグビー部、その他のスポーツチームと一緒に、松竹と吉本の芸人が走るんです。
無茶な企画ですよ^^

我が松竹芸能チームのリーダーは森脇健児さん。
森脇さんは本格的に走ってはる人なんです。

約束の1時に到着すると、すでに森脇さんが来られてて、入念にアップをされてました。
聞けば、11時から来てたそうです。
スゴイ気合です。

1チーム5人走ります。
僕はアンカーでした。
結果は番組を見てのお楽しみ^^

今日は今から、家族4人で有馬温泉に1泊2日の旅行に行きます。
お手ごろな価格の宿を見つけましてね^^

のんびり湯に浸かりますわ^^

では、今日も銀ぎん!^^
[252] 今日も銀ぎん!2006.12.25(月) 06:14
 『思わぬ早起き』 2006年12月25日(月)

皆さん、サンタからプレゼント届きましたか?

僕は昨日、大好きなカキをたくさん頂きました^^
と言っても、サンタからではなく、お寺のご住職から^^

10月の終わりに落語会でお邪魔した、兵庫県赤穂市のお寺のご住職が、殻つきのカキを発砲スチロールの箱いっぱいに送って下さったんです。
ありがとう〜!^^
赤穂市のカキも広島や三重や岡山に負けないおいしさです!

いま、ノロウイルスの風評被害でカキ業界が大変なことになってますからねぇ。
皆さん!カキは大丈夫ですよ〜!

殻つきのまま、いくつかを蒸して食べました。
もう、プリップリでサイコーでした^^

まだ残ってるから、今度は鍋にします^^

さて、サンタからのプレゼントですが、ウチは、小学3年生の
娘にプレゼントが来ました^^

昨夜、「サンタさん、何時に来るかなぁ?」と娘が聞いてくるので、「早く寝ないと来ないよ〜」と言ってました^^
ちなみに、息子には「6年生になったからサンタからはないよ」と言って、本人も納得してます^^

今朝、4時半頃に、娘の「あっ!プレゼントだ!」という声で
僕も目を覚ましてしまいました。
見ると、娘の枕元には大きな袋が^^
いつの間にサンタは来たんでしょう?
中身は「きらりんレボリューション」のセットでした。
僕はあまり知りません^^

興奮してる娘を何とか寝かせて、僕ももう少し寝ようとしたんですが眠れません^^
で、これを書いてます。

さて、今日は関西テレビの年末特番の収録で駅伝をします。
詳しいことは知りませんが、松竹芸能チーム、吉本チーム、
その他、関西のスポーツチームで争うそうです。
僕はもちろん松竹芸能チームで、もしかしたらアンカーかもしれません。
リーダーの森脇健児さんが決めたそうです^^
一人、2.3キロ走ります。
昨夜、森脇さんから「お酒は控えて、早く寝るように」とメールが来ました^^
アンタはオカンか?^^

たまに梅田の「ティップネス」でマシンを使って走ってますが、
やはり外を走るのは違いますからねぇ。
寒いしねぇ〜。

放送は、12月30日(土)午後4時45分から5時55分、
8ch(関西のみ)の「2006阪神タイガース年末大放出SP!」
の中で流れるそうです^^

ケガしないように頑張ります^^

では、今日も銀ぎん!^^
[251] 今日も銀ぎん!2006.12.24(日) 18:41
 『クリスマス出張落語』 2006年12月24日(日)

メリークリスマス!^^
皆さん、どんなクリスマスをお過ごしですか?^^

僕は昨夜(23日)、噺家になって初めて、クリスマスパーティーでの出張落語会をしました。

僕の落語会の常連・Nさんから依頼を受け、桂ちょうばくんと二人で行きました。
夕方5時、松原市にあるNさんのご自宅に到着。
すでに、Nさんのお友達を中心として10人くらいのお客様が集まっておられ、準備をされてました。

会場となるリビングルームには、噺家が二人座っても余裕がある立派な高座が!
事前にNさんから舞台のサイズを聞かれてたんですが、僕が答えたもの以上のものをナント大工さんに作ってもらったとのこと。
もちろん、赤い毛氈もかかってます。
Nさん、気合が入ってます^^

続々とお客様が集まり、いよいよ6時に開演。
リビングには30人近い方がギッシリ!

今回は、古典落語を一席ずつした後、あの人気番組「らくごのご」をしようということになりました。
奇しくも、ざこば・鶴瓶、両師匠の弟子である、ちょうばくんと僕がいるのです^^

まずは、二人で三題噺のお題を決めます。
いろいろ出た中から、「クリスマス」「阪南大学」「目の上のたんこぶ」に決まりました。
Nさんの家のすぐ近くに阪南大学があり、ちょうばくんの母校でもあるのです^^
お題を決めているときから爆笑の連続。
みんなテンションが高い!

続いて、ちょうばくんの「子ほめ」。
そして、僕の「花筏」。
最後に「らくごのご」。三題噺を二人が披露してお開き。
1時間40分の公演でした。

それからは、僕とちょうばくんも着替えてパーティーに参加。
みんなとワイワイ楽しくやりました。

今日は、家で家族と食事をして、2006年のクリスマスイブも静かに幕を閉じようとしています^^

明日は、テレビ番組の収録で駅伝をします。
走れるかな?^^

では、明日も銀ぎん!^^
[250] 今日も銀ぎん!2006.12.22(金) 11:01
 『おもろい福島』 2006年12月22日(金)

いま、東京8時33分発「のぞみ63号」14号車・2−E席で書いてます(^.^)b

早朝、福島を出ました。

昨夜は福島で、僕と金基英(キム・キヨン)さんによる「韓国語落語と民話のおもしろ競演」がありました。
今回は、「ふくかんねっと」と韓国文化院による手作りのイベントです。
「ふくかんねっと」とは、福島県と韓国との市民レベルでのつながりを確かなものにするため、韓国語教室を開くなど、様々な活動をされているNPO法人です。
会員は200人を超えているそうで、理事長の鄭さん以外はみんな日本人とのこと。
とてもパワーを感じました(^.^)b

会場の「コラッセふくしま」には、ほぼ満席の400人近いお客様が来られました。
平日の夜、しかも寒いなか、ホントにありがたいことです。

6時開演。
まずは、金基英さんが素晴らしい色合いのチマ・チョゴリに身を包んで、韓国に伝わる民話を日本語で語ります。
9月に東京でやった時もそうでしたが、基英さんの語りは会場を温かい空気にしてくれます。

休憩を挟んで僕の落語。
韓国語が少しはわかるという方が100人くらいだったでしょうか。
ですから、最初は日本語で落語の説明をしたり、小噺を聴いてもらいました。

すると、最前列に座っていた子供が小噺にハマり、大声をあげて笑いだしたんです(^.^)b
しまいには僕も彼の笑い声につられてしまい、それを見て大人が大爆笑するという楽しい時間になりました。
日本語で「動物園」をし、最後に韓国語で「動物園」を演じました。

皆さん、想像力を膨らませて聴いて下さったんです(^.^)b

打ち上げでは「ふくかんねっと」の皆さんと大いに盛り上がりました(^.^)b
ありがとうございました〜(^.^)b

福島県、また行きたい!

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[248] 今日も銀ぎん!2006.12.21(木) 11:09
 『大阪の福島やないよ』 2006年12月21日(木)

いま、新大阪10時16分発「のぞみ126号」13号車・15−E席で書いてます(^.^)b

東京で東北新幹線に乗り換えて、福島県に行きます。
東北新幹線に乗るのは初めてなんで、とても楽しみです。

今夜、福島で韓国語落語をします。
9月に東京のイイノホールでやった、金基英(キム・キヨン)さんとのジョイントライブの再演です。

金基英さんが韓国の民話を日本語で語り、僕が日本の落語を韓国語でするんです。
もちろん、韓国語がわからないお客様もいらっしゃいますから、僕は日本語でも落語をしますよ(^.^)b

前回、大変好評だったので、「福島でもぜひ!」とお声をかけて頂きました。
ホントにありがたいことです(^.^)b

今夜は福島に泊まり、明日の朝、そのまま大阪のMBSに入ります。
今年最後のバタバタです。

さて、福島でどんな舞台になるやら。
そして、どんな美味しい食べ物に出会えるか(^.^)b

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[242] 今日も銀ぎん!2006.12.18(月) 20:47
 『世界の落語王!?』 2006年12月18日(月)

今日の昼間、あの「世界の盗塁王」福本豊さんとお会いしました。
今月、2回目でしょうか。

福本さんがオーナーをされてる、甲子園球場近くの
ショットバー「G.LOVE」(ジーラブ)で、来年2月に落語会をする予定でして、その最終下見をするためなんです。

僕を「G.LOVE」に連れて行ってくれたサラリーマン・S氏も来られました。
S氏が、幕など、舞台作りに必要なモノを用意してくれるんです。
一緒に寸法を測りました。
ありがたいことです^^

なかなかいい雰囲気の会場になりそうですよ^^
40人限定の予定です。
詳細が決まり次第お知らせしますが、ショットバーでの落語会に皆さんぜひお越し下さいませ^^

明日の夜は繁昌亭に出ます。
6時半開演です。
お待ちしてます^^

では、明日も銀ぎん!^^
[241] 今日も銀ぎん!2006.12.16(土) 23:29
 『クリスマスパーティー』 2006年12月16日(土)

今夜、僕が韓国語を勉強している「メリック」のクリスマスパーティーがありました^^
メリックHP http://www.meric-i.com/index.html

その前に授業を受けたんですがね^^
先日から、授業の中で新しい韓国語落語の翻訳をしています。
「動物園」「時うどん」に続く第3作は、桂三枝師匠の創作落語「宿題」です。

僕の専属の先生は、李相淵(イ・サンヨン)先生です。
男の先生です。
ですから、余計なことを考えずに、韓国語の勉強に集中できます^^

三枝師匠から頂いた台本を李先生と一緒にディスカッションしながら、韓国語のセリフを作っていきます。
勉強になるし、とても楽しいです^^

今日までで、三分の一くらい翻訳できましたかね。
台本を作って、それを覚える。
ひたすら読む。
覚えたら、何も見ずにブツブツ言う。
日本語の落語を覚えるのと同じです。
稽古して、日に日にネタが自分の中に入ってくるのがわかると、ホントに楽しいです^^
日本語でも韓国語でも。

来年の春には舞台でかけたいですね。

さて、パーティーですが、7時から「メリック」の近くのお店でやりました。
総勢、ざっと30人と少し。
そのうち男は僕を含めて5人しかいませんでした。
だから、隅のほうで固まってましたよ^^

そのうちのお一人、SさんはMBSラジオ「こんちわコンちゃん」のリスナーさんで、大いに盛り上がりました。

途中、僕が司会でビンゴゲーム。
出た数字を韓国語で言ったりと、勉強しながらの進行でした。

いろんな世代の方が集まって、ホントに楽しいひとときでした^^

では、明日も銀ぎん!^^
[240] 今日も銀ぎん!2006.12.15(金) 19:01
 『鼻の利く奴』 2006年12月15日(金)

昨日、「パフューム」という映画の試写会に行ってきました。
なかなか興味深い映画でしたよ^^

舞台は18世紀のフランスです。
主人公の男が驚異的な嗅覚の持ち主で、なにしろ何キロも先の匂いまで嗅ぎ分けられるというレベルです。
日本ハムのヒルマン監督でなくても、「シンジラレナ〜イ」と叫ぶでしょう。

ちょっと、いや、かなり猟奇的で気持ち悪いかもしれませんが、約2時間半、飽きることはなかったです。

「匂い」って不思議ですよね。
そして「匂い」は大事です。

しかしまあ、この映画を観ると、いま僕たちが暮らしている世の中がなんと清潔かとビックリしますよ。
18世紀のフランスは汚い、キタナイ。
フランスだけではなかったんでしょうがね^^

僕はわりと潔癖症なんで、18世紀のフランスでは生きていけないですね^^

ヨカッタ〜、今の日本で^^
ええ匂いがいっぱいあるわ〜^^

ほな、今から晩ゴハン食べますわ^^

では、明日も銀ぎん!^^
[238] 今日も銀ぎん!2006.12.13(水) 09:46
 『昼間から飲みます!』 2006年12月13日(水)

毎年、12月13日は「事始め(ことはじめ)」です。
これは、芸事の世界のお正月なんです。
京都の舞妓さんが踊りの師匠のお家に挨拶に行くのをテレビのニュースでご覧になられたことがあるでしょ^^

僕たち噺家も、師匠の家に行って「おめでとうございます」と挨拶します。
その後、師匠から朱塗りの盃にお酒を入れてもらい、グッと飲み干します。
なんか「契り」という感じです^^

それからは、もう、ワ〜ッと飲むんです^^
師匠の奥さんがおいしい料理をたくさん作ってくれてはりますからね。

今日は仕事ないですから、とことん飲めます!
行くぞ〜!

では、今日も銀ぎん!^^
[237] 今日も銀ぎん!2006.12.12(火) 00:29
 『ええもん観たなぁ』 2006年12月11日(月)

今夜、梅田のレインドッグスというライブハウスで、仲良くさせて頂いてるミュージシャン・趙博(チョウ・バク)さんのライブ、「唄うキネマ」があり、行ってきました^^

「唄うキネマ」とは、かつて、故・マルセ太郎さんがされていた「スクリーンのない映画館」を趙さんが継承されていると言っても過言ではないもので、つまりは、一本の映画を趙さんが一人で、語ったり、歌ったり、演じたりして表現するものです。
だから、「映画」を「落語」的に見せるのです。

そして、趙さんの語りに、ハルマ・ゲンさんのピアノ演奏が入るんですが、これがまた素晴らしいんです。

今回は、あの名作「砂の器」。
僕は、何年か前にテレビでやってたのをビデオに録って、何度も観ています。
大好きな映画です。

知らない方は、ぜひ映画をご覧下さい。
レンタルショップに行けば、必ずあります。

「砂の器」という映画には、心に響く音楽が流れます。
これと同じメロディーをハルマ・ゲンさんがピアノの生演奏で聴かせてくれるんです。

趙さんが、「砂の器」を最初から、あるシーンは語り、また、あるシーンは丹波哲郎になったり森田健作になったりしながら一人で演じます。
そこは「落語」なんです。

観客の頭の中には、そのシーンが絵になって出てきます。

2時間くらいの映画「砂の器」を1時間半にまとめて、歌い語り、演じます。
僕が趙さんの「砂の器」を見たのはこれが2回目ですが、映画と同じシーンで泣きました。

映画を知ってる人も知らない人も、趙さんの世界に入れます。

客席には、いつも僕の出演する落語会に来られるお馴染みの方々もいらっしゃいました。
そして、桂ちょうばくんの姿も^^

ちょうばくんは映画を観たことないのですが、とても楽しめたそうです。

ライブのあとは、趙さんと飲みながらウダウダ^^
19日(火)の夜には、繁昌亭で趙さんと同じ舞台に立ちます。

趙博さんの「唄うキネマ」、皆さんもぜひ一度ご覧下さい!

今から、またビデオで映画「砂の器」を観ます^^

では、明日も銀ぎん!^^
[235] 今日も銀ぎん!2006.12.10(日) 09:12
 『パワーアップした道上さん』 2006年12月10日(日)

いま、新大阪9時10分発、「のぞみ68号」11号車・11−A席で書いてます。
名古屋に向かってます。

韓国語落語をするんです。今日は講演はありません(^.^)b

昨夜は、ウチの近所の焼肉屋さん「ハマン」で、ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」でお馴染みの道上さんの快気祝い食事会でした。

道上さんは今年の夏に大きな手術をされ、しばらく番組を休まれてたんですが、9月の終わりに見事に復帰されたんです。

手術前の7月、ハマンの10周年記念食事会に来られた際、「復帰したら、改めてハマンで食べよう」と約束して下さってたんです。

昨夜は、雨のなか、奥様とご一緒に来られました。

他には、道上さんの戦友と言っても過言ではない、タレントの小山乃里子さん、そして、僕が長年付き合ってるABCラジオのスタッフ、「おはパソ」のアシスタント・秋吉英美ちゃん、「おはパソ」のスタッフなど、総勢15人!

道上さんは、以前は角刈りだったんですが、久々にお会いすると髪が伸び、ずいぶん若返ってはりました(^.^)b

まあ、みんな食べるわ飲むわ!
特に、秋吉英美ちゃんと「おはパソ」スタッフのテーブルは嵐のような勢いでした。
道上さんはというと、これまた怒濤の勢いでしゃべってました。
その横から負けじと小山さんが畳み掛けてきます。
僕は、肉を焼かなイカンは、お二人の話にツッコミを入れなイカンはで忙しかったです(^.^)b

しかしまあ、これも道上さんが元気になられたからこそですからねぇ。
嬉しいことです(^.^)b

昨夜の焼肉パワーで頑張ります!

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[233] 今日も銀ぎん!2006.12.09(土) 09:43
 『師走は講演続き』 2006年12月9日(土)

昨夜、滋賀県の栗東市で僕の講演会がありました。
会場のさきらホールは、とてもきれいなホールで、舞台からも見やすく、落語にもピッタリです。

平日の夜7時半からということで、どれくらいのお客様が来られるか心配でしたが、ざっと200人近くの方が来られました。
でも、中ホールのキャパは400。
僕が舞台に出ると、前の方がかなり空いてたので、座るなり「みなさ〜ん、遠慮せずに前の席にお集まりくださ〜い」と呼びかけたんです。
すると、皆さん親切な方ばかりで、ゾロゾロと移動して下さり、前半分がほとんど埋まりました。
これで、ずいぶんやりやすくなりましたね^^

とりとめのない世間話から、落語の説明、扇子と手ぬぐいの使い方、小噺と移り、落語「動物園」をしました。
次に韓国語で「動物園」を少しだけ演じました。
客席には、韓国語を勉強されてる方が何人か来られてたんです。

そのあと、なぜ韓国語で落語をするようになったかを、僕の生い立ちを交え、おもしろおかしく話しました。
たぶん、おもしろおかしく感じてもらえたと思うんですけどね^^

皆さん、熱心に聴いて下さりました^^
寒い中、お集まり頂き、ホントにありがとうございました。

今日は、大阪の夕陽丘高校で府立高校の先生方を対象に、落語と講演です。
さて、どうなることやら^^

では、今日も銀ぎん!^^

[231] 今日も銀ぎん!2006.12.06(水) 12:02
 『山口へ向かってます』 2006月12月6日(水)

いま、新大阪10時35分発の「ひかり457号」8号車・3−A席で書いてます(^.^)b
徳山で降ります。

落語と講演をします。
おかげさまで、最近、こういった仕事が増えました。

昨夜は繁昌亭で、桂つく枝くんとの「銀瓶・つく枝 二人会」でした。

寒いなか、早くからお客さまが並ばれ、150人近くお越し頂きました。
ありがとうございました(^.^)b
客席には、「世界の盗塁王」福本豊さんの姿が。
引退後は「塁」ではなく「落語の笑い」を盗むつもりでしょうか(^.^)b

オープニングは対談。
つく枝くんと舞台で話すのは初めてでしたが、お互いが「ツボ」を心得ているので、ほどよい笑いを取ったと思います。

続いて、僕の「七段目」。
チラシやパンフには「おたのしみ」と書いてました。
朝まで何をしようか迷ってたんですが、一番気持ちが乗れるということで選んだんです。
気持ち良くやれました。

中トリは、つく枝くんの「食通夜」。
食べるのが好きな彼ならではの噺。
僕も初めて聴いたんですが、舞台袖で「まだ食べるか?(@_@;)」と声を洩らしてしまいました。
すごかったです。

中入り後は、つく枝くんが「七度狐」。
つく枝くんがやると、狐が狸に見えます(^.^)b
この噺、僕もやるんですが、僕が考えたギャグをつく枝くんも使ってくれてます。

最後は僕の「どうらんの幸助」。
お客さまが最後までついてきてくれはりました。
感謝です。

6時半に始まって、終わったのが9時20分。
長すぎて反省です。
ホントにありがとうございました〜(^.^)b

繁昌亭の近くの焼き鳥屋さん「鳥亭」で打ち上げ。

その後、西宮の福本豊さんのお店で福本さんたちと飲みなおし(^.^)b

あっ、徳山に着きます。

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[230] 今日も銀ぎん!2006.12.05(火) 12:28
 『第76回 はやかぶの会』 2006年12月5日(火)

昨日は同期の5人で2ヶ月に一回やってる「はやかぶの会」でした。

梅田のティップネスのサウナで汗をかいたあと、上方落語協会でパンフレットの印刷をしてミナミのB1角座へ。

5時からメンバーと松竹芸能の若手芸人の皆さんと一緒に舞台作り。
B1角座の舞台は、背景がとてもいいんです。

6時過ぎから、フリーライターのやまださんが取材に来られ、メンバー5人が着流しで写真撮影。
ミクシィで「はやかぶ」のコミュニティを作ってくれてはるNさんとそのお友達も来られ、同じくパチパチ。

そうこうするうちに6時半。
入り口にはすでにお客様の行列が。
寒いので、いつもより早く開場しました。

開演の7時には、ざっと70人のお客様。

僕は、中入り後のカブリで登場し「野ざらし」をしました。
1日の「つるべ、らくごのお稽古」のときより
マシにはなってました^^
ご来場頂き、ありがとうございました^^

今度は繁昌亭でもやってみます。

今夜は、6時半から繁昌亭で桂つく枝さんと
「銀瓶・つく枝 二人会」です。
いったいどうなるやら、楽しみです^^
当日券もあるようです。
お時間のある方はぜひお越し下さい^^

では、今日も銀ぎん!^^

[229] 今日も銀ぎん!2006.12.02(土) 12:47
 『落語会のあとの焼肉、サイコー!』 2006年12月2日(土)

昨日は夕方5時から、大阪市住吉区の「無学」にて、師匠の落語会「つるべ、らくごのお稽古」がありました。
この会は、突発的にというかゲリラ的に催されるもので、チラシなど作らず、ネットでだけ告知するんです。
平日の昼間に行なうことが多く、「お客さん来られるんかなぁ?」と、いつも心配してるんですが、それでも毎回40人から50人の方が足を運ばれ、いい感じに入るんです。

昨日も40人くらいの老若男女のお客様がお越しになられました^^

僕は、MBSラジオ「こんちわコンちゃん」の生放送が終わるや、すぐにマネージャーの長岡くんと一緒に「無学」へ向かいました。

地下鉄・玉出駅から歩いていると、突然、前方に自動車が停まり、左側の窓が開き、そこから手が出て振ってるんです。
「なんやぁ?」と思ったら、師匠の奥さんでした^^
師匠とお二人で「無学」に向かわれる途中だったんです。

「乗っていき〜」という奥さんの声に、「ラッキー!」とばかり便乗させてもらいました。

4時半に到着すると、すでにお客様の列が。
寒い中、ありがたいことです。

この会は、時間のある弟子が着物を持って来て、ネタによって師匠が出番を決めます。
今回は、トップから、鉄瓶、銀瓶、師匠に決定。

鉄瓶くんは、高校時代に実際にあった、お母さんとのエピソードを落語に仕立てた、いわゆる「私落語(わたくしらくご)」を初披露。
師匠がされてることを継承しようという彼の意気込みに、後輩ながら、「エライやっちゃ」と思いましたね。

僕は、最近覚えた「野ざらし」をネタ下ろし。
当たり前ですが、まだまだ荒いですね。
12月4日の「はやかぶの会」でもします^^

師匠は、久々に「らくだ」。
日本ハム・ヒルマン監督の「シンジラレナ〜イ」をセリフに使ったりと、ネタの中で遊びまくってました^^

片づけをしてると師匠が「打ち上げは銀瓶の近所のハマンに行こか〜」と言い出し、一路、尼崎市南武庫之荘の焼肉「ハマン」へ。

総勢8人で飲むわ食べるわ^^
師匠の奥さんは、お気に入りの「韓国風・チョレギサラダ」を一人で平らげ、ご機嫌でした^^

師匠、ごちそうさまでした〜^^

では、今日も銀ぎん!^^
[228] 今日も銀ぎん!2006.11.30(木) 08:14
 『習うのは楽しい』 2006年11月30日(木)

僕は2004年の秋から韓国語の勉強を始めました。
そして、2005年4月からは、大阪・上本町にある語学教室「メリック」で習っています。
メリックHP http://www.meric-i.com/index.html
お蔭で少しずつレベルアップしました^^

今年の秋から、漫才コンビ「オーケイ」の小島くんも通ってます。
テレビ番組のロケで韓国へ行くことが多い小島くんから、「銀瓶兄さんが通ってる教室、紹介して下さい」と相談されたんです。

昨日、メリックの会長と理事長に、9月の韓国語落語・ソウル公演の報告をしに行きました。
ホントはもっと早くに伺いたかったんですが、会長と理事長は大変お忙しいお二人で、日本と韓国、中国を行ったり来たり。
やっと、時間を作って頂きました。

公演が大成功したことや、ネイティブの韓国人から「銀瓶さんの韓国語、去年よりウマクなりましたね」と褒められたことなどを話すと、お二人ともとても喜んで下さったんです^^

もっと頑張らないといけないなと、強く思いました。

夜は、理事長と僕、そしてオーケイの小島くんも後から加わり食事会。
大いに盛り上がりました。もちろん、日本語で^^
いつか、小島くんと韓国語で会話ができるかも。

では、今日も銀ぎん!^^
[224] 今日も銀ぎん!2006.11.27(月) 10:04
 『次へのステップ』 2006年11月27日(月)

ホッと一息ついてます。
昨日、「銀瓶らくご お江戸でGINGIN!」が無事にというか、なんとか終わりました。

10時半に深川江戸資料館に到着すると、立派なお花が4つも届いてました。
タレント仲間の松本麻希ちゃん、近所の焼肉屋「ハマン」、MBSラジオ「こんちわコンちゃん」の近藤さん、お世話になってる「リバーボトル」からでした。
マネージャーと一緒に、お客様の目に付くところに並べました^^

開演前、お世話になってる木村さんが大きな座布団を届けてくれました。
銀座の「福助染」のオーナー・西谷さんが、僕のために「笑福亭銀瓶」という名前が入った座布団を作って下さったんです。
赤い毛氈に緑の座布団が映えてます^^

しばらくすると、これまた大変可愛がって下さっているデザイナーの伊藤さんが、新しい手ぬぐいを持って到着。
伊藤さんがデザインしてくれた手ぬぐいは、これで3つ目です。
今回も、色よし、デザインよし。
感謝です^^

東京の噺家・柳家初花くんがお手伝いに来てくれました。
初花くんとは、今年になってさらに仲良くなり、こういう風に来てもらえる関係になりました。
嬉しいことです。

1時、開演。
まずは僕の「ちはやふる」。正直、ちょっと硬かったですかね。
僕も客席もキンチョーしてたんですかねぇ^^

続いて、桂福矢くんの「ちりとてちん」。
得意の「野球解説者・福本さん」のマクラから入り、徐々にほぐしてくれました。
頼りになる後輩です^^

中トリは僕の「不動坊」。
この頃になると、全体的に「いい空気」になってました。

カブリは笑福亭生喬くんの「角力場風景」。
この日がお誕生日の生喬くん。ノリノリの舞台でした^^

トリは僕の「七段目」。
お客さんとキャッチボールができましたね。

お忙しいなか、足をお運び頂き、2時間半もお付き合い頂いたお客様方、本当にありがとうございました^^

正直、客席は6割から7割の入りだったんですが、思う存分やれました。
次は満員にするぞ〜!^^

「しんどいことをやろう」と思って始めた会です。
やってヨカッタです。

打ち上げでは、東京の応援団である、伊藤さん、木村さん、野口さんなど多くの方と盛り上がりました。

たくさんの方々に支えられてるなぁと実感しました。

8時過ぎの「のぞみ」に乗って大阪へ。
心地良い疲労感でした^^

さあ、今年も残り一ヶ月。
また、再スタートです。

では、今日も銀ぎん!^^


[223] 今日も銀ぎん!2006.11.25(土) 19:07
 『明日はマイ・メモリー』 2006年11月25日(土)

いま、新大阪駅17時27分発「のぞみ256号」14号車・1−D席で書いてます。
明日はいよいよ、東京で初めての自分の落語会「銀瓶らくご お江戸でGINGIN!」です。
どれだけのお客様が来られるか見当もつきません。
いや、これは何も「入りきれないくらいたくさん来られるかも〜(^.^)b」という意味じゃないですよ。
ホントにわからないんです。

正直に言いますと、前売りチケットは完売なんかしておりません(^.^)b
当日券がたくさんあります。

しかしまあ、一回目から完売なんか甘いアマイ。
当たり前です。
とにかく、三席、目一杯やるだけです。

これを読んだ方で「よし、明日、何も予定ないし。銀瓶の落語でも聴いてやろかぁ」と思われた方、ぜひお越し下さい(^.^)b
受付で「銀瓶のホームページ見ましたぁ」と言えば、当日(3500円)でも前売り扱い(3000円)にさせて頂きますから。
ウソだと思うなら来て確かめて下さい(^.^)b

江東区の深川江戸資料館で午後一時からです。
お待ちしてます(^.^)b

昨夜(24日)、梅田で「冬のソナタ」のミュージカルを観ました。
ラストでちょっとウルッと来ました(^.^)b
「マイ・メモリー」って、やはりいい曲ですねぇ。
それにしても、ドラマにしてもミュージカルにしても、ユジンに逃げられる「サンヒョク」は気の毒ですわ。
ドラマのパク・ヨンハはそうでもなかったけど、昨夜のミュージカルで「サンヒョク」の役をした役者さんは、初めから気の毒そうな顔をしてはりました。

明日は「気の毒な噺家」にならないよう、パァーッとやりますわ(^.^)b

では、明日も銀ぎん!(^.^)b
[221] 今日も銀ぎん!2006.11.22(水) 12:03
 『助かったぁ^^』 2006年11月22日(水)

たったいま、徳島の崖に取り残されたワンちゃんが無事に救助されました^^
よかった、ヨカッタ^^
元気になって、近所の人に飼ってもらえたらいいですね^^
[219] 今日も銀ぎん!2006.11.22(水) 09:00
 『深まる秋、いい出会い』 2006年11月22日(水)

最近、ちょっとバタバタしてまして、久しぶりの「今日ぎん」です^^

今年の紅葉はイマイチではと言われながらも、街のあちこちの木を見ると、きれいに色づいてきましたね^^

18日(土)、大阪で、作家の梁石日(ヤン・ソギル)さんの講演会があり、行ってきました。
2004年に梁さんの「血と骨」を読み、映画を観て、そしてその冒頭の船のシーンで感動し、本格的に韓国語の勉強を始めたんです。
それが、僕の韓国語落語につながっていきました。
だから、梁さんの作品を読まなければ、僕の韓国語落語は存在しなかったと言っても過言ではないのです。

講演会の後の懇親会で、梁さんに挨拶をさせて頂きました。
いつか、こういう機会があると思っていました^^

「僕が韓国語落語をやれているのは梁先生のお蔭です。ありがとうございます」と言うと、梁さんは「いやいや、こちらこそありがとう」と言って下さいました。
さらに頑張ろうという気が湧いてきました^^

19日(日)は、桂歌々志(かかし)くんの落語会「あがき」に飛び入り出演させて頂きました。
歌々志くんの師匠である、故・桂歌之助師匠には「書割盗人」をお稽古して頂くなど、大変お世話になったんです。

そして、来年1月5日、歌々志くんが師匠の名前を襲名するんです。
「歌之助」の名前が復活するということは本当に嬉しいことです。
2007年最初の襲名披露です。
1月5日の夜、ナンバのワッハホールで襲名披露興行が行なわれます。
皆さん、ぜひ足をお運び下さい^^

20日(月)の夜、仲のいいサラリーマン・S氏とゴハンを食べました。
そこに、スペシャルゲスト登場!
世界の盗塁王・福本豊さんです。

脂ののった鮭児(けいじ)とクエ鍋で盛り上がりました。
初めて食べた鮭児、ホンマにおいしかった〜^^

福本さんがおっしゃってました。
「ヘッドスライディングは絶対にアカン!危険や。わしも若い時に、ヘッドスライディングで首を痛めたことがあったんや。そやから、わしは少年野球教室に行ったら、必ず、子供たちと指導者にやめるように言うてるんや」。

そしてもう一つ、「いい選手ほど、野球界の先輩や歴史に敬意を表する」ということ。
その代表的な選手として、イチロー選手の名前を挙げてはりました。

いろいろと勉強になりました^^

さて、これを書いてる今、テレビでは、ガケに取り残された犬の様子が映し出されています。
見てると、危なっかしいんです。
無事に助け出されたらいいのですが。

では、今日も銀ぎん!^^
[216] 今日も銀ぎん!2006.11.18(土) 12:44
 『鶴瓶、銀瓶をしごく会』 2006年11月18日(土)

昨夜は、師匠との落語会「第4回 鶴瓶、銀瓶をしごく会」でした。
4回目ともなると、ずいぶん落ち着くことができました。
昨年5月の1回目は、わけがわかりませんでしたからね^^

桂つく枝くんの十八番「ちりとてちん」でスタート。
贅沢なトップバッターです^^
12月5日(火)には、繁昌亭で「銀瓶・つく枝 二人会」をします。
ぜひお越し下さいませ^^

続いて、僕の「蔵丁稚」。
マクラで忠臣蔵の説明をしたんですが、その中で「いろはにほへと〜」を言ってたら途中で無茶苦茶になってしまいました^^

次は師匠。
何をされるのかと思っていたら、「青春グラフティ・松岡」。
師匠の高校時代の友人・松岡さんのことを落語にしたものです。
これでもかと大爆笑の連続。
これが「しごく会」なんです^^

最後は僕の「不動坊」。
とにかく、目一杯やりました^^
できはともかくとして。

あ〜、今回もしごかれました!^^
感謝ですよ〜、ホントに^^

師匠も僕も時間を忘れてやったため、終演は9時半でした。
遅くまでお付き合い頂いたお客様、ありがとうございました^^

次回は来年の5月です。

打ち上げでは、師匠の隣でビールと焼酎をおいしく頂きました。
このおいしさをいつまでも〜!^^

では、今日も銀ぎん!^^
[215] 今日も銀ぎん!2006.11.17(金) 08:56
 『少しワインが残ってますが』 2006年11月17日(金)

いま、大阪へ向かう新幹線「のぞみ111号」6号車・20−D席で書いてます(^.^)b

昨夜の「東西落語研鑽会」、大いに盛り上がりました。
満員の1100人のお客さまと噺家の歯車がガチッと噛み合ってましたね。

僕は「書割盗人」をやったんですが、昨日、新しいクスグリを思いつき、試したらウマクいったんです。
今度また使いますね。

師匠の「立ち切れ線香」もヨカッタです。
それでも、師匠曰く「ようやくわかりかけてきた」なんですよね。

昼間、MBSラジオ「こんちわコンちゃん」に出て、夜は西宮のプレラホールで師匠との落語会「鶴瓶、銀瓶をしごく会」です。

師匠は何をされるんでしょう?

それより、自分のネタですわ。
隣でサラリーマンがスポーツ新聞を読んでます。
邪魔しないよう、ブツブツ稽古しよ(^.^)b

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[214] 今日も銀ぎん!2006.11.16(木) 13:04
 『なんちゃって売れっ子』 2006年11月16日(木)

いま、東京に向かう新幹線「のぞみ18号」の14号車・1−D席で書いてます(^.^)b

今夜、有楽町のよみうりホールで行なわれる「東西落語研鑽会」に出るんです。
僕は、トップバッターで「書割盗人」をします。
ウチの師匠もトリで出て、「立ち切れ線香」をします。
この会には「いつか出たい」と思ってましたから、嬉しいです(^.^)b

で、今夜は東京に泊まって、明日の朝の新幹線で大阪に戻り、そのまま家には寄らずMBSに入ります。
レギュラーで出てる「こんちわコンちゃん」がありますからね(^.^)b

ラジオが4時前に終わると、それから阪急電車で西宮北口まで行くんです。
7時からプレラホールで「第4回 鶴瓶、銀瓶をしごく会」です。

だから、二日続けて師匠と同じ舞台に立てるんです(^.^)b

ここまで読むと、「へぇ〜、銀瓶って忙しい噺家なんやなぁ」と思われるかもしれませんが、月曜から昨日までの三日間は何も仕事がなかったですからね(^.^)b
さあ、今夜と明日の舞台、いったいどうなることやら、僕も楽しみです。

しかし、当たり前ですが、携帯で書くと時間がかかりますねぇ。
新大阪を出てすぐに書き始めたのに、もうすぐ米原を通過します。

本でも読もうかと思ってますが、右斜め前のオッサンがさっきからず〜っと貧乏ゆすりしてて止めないんです。
視界に入って気になる(>_<)

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[213] 今日も銀ぎん!2006.11.14(火) 02:07
 『寿司・落語・乗り過ごしおやじ』 2006年11月13日(月)

12日(日)は、石川県小松市で落語をしました。
村松町公民館で地元の皆さんの文化祭だったんです。
僕は、まあ、スペシャルゲストといったところでしょうか^^

僕はなにも、小松市や村松町に縁があるわけでもないんです。
たまたま、噺家のある先輩(名前は書きませんが、とても声の大きな方です。イニシャルはBです^^)が行けなくなって、僕に「銀瓶くん、代わりに行ってチョーダイ」と回してくれはったんです。
僕らの世界では、たまにあることです。

大阪駅から特急・雷鳥に乗り、ガタンゴトン、ガタンゴトン。
たまには、こういうのもいいものです。
車内はあまり混んでいませんでした。
ほとんどの乗客が温泉旅行客っぽかったですね。

僕のすぐ後ろに50歳代のスーツ姿のオジサンが一人で座ってました。
その仲間らしき5〜6人の「スーツ着用・オジサン集団」が、僕の後ろのオジサンに「ほんなら、あとでぇ」と言いながら、隣の車両に移って行きました。
どういう事情かわかりませんが、一人だけ違う車両なんですね。

小松駅の一つ手前が加賀温泉駅なんですが、加賀温泉駅に到着し、ドアが閉まり、雷鳥が発車した途端、僕の後ろの「一人ぼっち・スーツおやじ」が、「アッ!」と「オッ!」の中間くらいの声を発し、急いで網棚からカバンを降ろして出口に走り出しました。
しかし、時すでに遅しです。
「一人ぼっち・スーツおやじ」が「乗り過ごし・一人ぼっち・スーツおやじ」に昇進した瞬間です。
「おやじ」は諦めたのか、雷鳥の通路に立ち止まり、ホームを眺めています。

ホームには、「乗り過ごし・一人ぼっち・スーツおやじ」の仲間がいて、いま動き出したばかりの雷鳥の車内を見ています。
「乗り過ごし・一人ぼっち・スーツおやじ」の姿を車内に確認するや、全員の顔が、「アッ!」と「オッ!」の中間くらいの声を発しているような顔に見えました。
気の毒ですが、少し笑ってしまいました^^

斜め前の「オバハン4人衆」が、「あ〜、あの人、降りるの忘れたんやわぁ〜。かわいそうにぃ〜」と、本人に聞こえるくらい大きな声で言ってました。

しばらくして、小松駅に到着。昼の12時少し前でした。
さっきの「乗り過ごし(以下省略)」が、物凄い勢いで降りたことは言うまでもありません。

小松駅には世話人の方が車で迎えに来てくれてました。
まずは、会場近くのお寿司屋さん「寿したなか」で腹ごしらえ。
ここが、最高においしかったんです^^
さすが、北陸の魚はいいですね〜。
また行きたいお寿司屋さんです。

「寿したなか」
小松市串町又26番地 電話0761−43−2508

それから、村松町公民館へ。
楽屋に入ると、手作りのおはぎとあべかわ餅が。
これもうまかった^^

僕の前が、ご近所のお母さんたちによる大正琴の演奏。
こういう集まりに行くと、必ずありますね、大正琴の演奏。

さて、いよいよ僕の出番。
会場は、小学校の教室より少し広いくらいの和室です。
そこにギッシリ、80人ほどの方が集まってくれはりました。
老若男女。
ほとんどが、噺家を生で観るのが初めてです。

マクラと落語「手水廻し」で40分。
話してる僕も楽しくなるほど、一体感がありましたね。
これやから、噺家という仕事はたまらないんです^^
いつもいつも、こんなんやったらいいんですが。
村松町の皆さん、ホントにありがとうございました〜^^

終わると、着替えて、2時半頃の雷鳥に乗って大阪へ。
仕事40分、移動時間往復で5時間。

大阪に5時過ぎに着き、そばを食べて中ノ島のフェスティバルホールへ。
MBSラジオ「こんちわコンちゃん」のコンちゃん・近藤さんと一緒に、井上陽水さんのコンサートを観るためです。

もっと書きたいですが、とりあえずここまで。
もう、寝ますわ^^

では、明日も銀ぎん!^^







[211] 今日も銀ぎん!2006.11.12(日) 09:18
 『北陸へ行く男』 2006年11月12日(日)

昨日は、まず昼間に阪急・甲東園駅のそばにある甲東ホールへ。
阪神地区の教職員OB、つまり元・学校の先生方の集まりがありまして、そこで僕が落語と講演をしたんです。
甲東ホールは大変きれいなホールで、大きさも200〜250人くらい入る、丁度いいキャパです。
定期的に落語会やればいいのになぁ。

落語と講演、セットで90分。
他愛もない世間話から、扇子と手ぬぐいの使い方、小噺へと入り、落語は何をしようかと迷ったんですが、「動物園」をしました。
小学生が数人いてたんで、子供にもわかりやすい噺がいいと思いまして(^.^)b

皆さんノリのいい方たちばかりで、いい雰囲気でした(^.^)b

落語が終わって着物のまま講演に。
僕が子供の時からのことを話しました。
そこから、韓国語落語をやるに至る経緯に話が移ります。

まあ、つまり言いたいことは、「生まれてきた自分を好きになる」、「自分の周りの人のことも好きになる」、「言葉の持つ力はスゴイ」、こんなことです。

皆さん、僕のような若造の話でも熱心に耳を傾けてくれました。
ありがとうこざいました(^.^)b

そのあと、明石へ。
露の団六兄さんの落語会「高家寺寄席」に飛び入り出演させてもらったんです。
雨の中、100人を超えるお客様でビッシリ満員、熱気ムンムン!
僕は「不動坊」をしました。
高家寺寄席には今年の五月にも出してもらったんですが、こちらのお客さまは「落語を楽しもう」という気が満々で、噺家と客席が一体になれます。
昨夜も気持ちよく演じました。

打ち上げでは、お寺のご住職をはじめ世話人の方々とおいしいお酒と肴で大盛り上がり(^.^)b
これが、手作り落語会のいいところです。

いま僕は、大阪駅を9時12分に出た雷鳥9号に乗ってます。
湖西線に入り、右手には琵琶湖が見えてます。
琵琶湖に大きな虹がかかってます。

石川県の小松市で落語をするんです。
今朝、新聞を見たら金沢の最高気温が11度!
クローゼットからコートを出しましたよ。

夕方は、大阪のフェスティバルホールで行なわれる、井上陽水さんのコンサートに行きます。
MBSラジオ「こんちわコンちゃん」のコンちゃん・近藤さんから誘われたんです。
楽しみです(^.^)b

では、今日も銀ぎん!(^.^)b
[210] 今日も銀ぎん!2006.11.11(土) 10:15
 『鍋は真打!?』 2006年11月11日(土)

昨日は久々にMBSラジオ「こんちわコンちゃん」で、スタジオにコンちゃん、たかねちゃん、僕の3人が揃いました。
やはり、賑やかでいいですね^^

ラジオ終了後、スポーツジムのサウナで汗を流し、明石へ。
ハナゾノという酒屋さんの2階でやってる、桂梅團治(うめだんじ)兄さんの落語会「浪漫笑」に出演するためです。

今回は、梅團治兄さんに無理を言って、飛び入りで出させて頂きました。
6年ぶりの出演です。
「蔵丁稚」をしました。

終演後は、お客様と一緒に寄せ鍋で打ち上げ^^
僕は「鍋奉行」になって、近くのお客様に取り分けたり、大いに頑張りました。
「いやぁ〜、銀瓶さんの作る鍋、おいしいわ〜^^」。
お母さんたちに喜ばれました。
もしかしたら、落語よりも^^

今夜は、明石の高家寺(こうけじ)というお寺で行われる「高家寺寄席」に出ます。
今夜も飛び入りです^^
「不動坊」をする予定です。

では、今日も銀ぎん!^^
[208] 今日も銀ぎん!2006.11.08(水) 09:23
 『キタのお茶屋デビュー』 2006年11月8日(水)

昨夜、師匠・鶴瓶と一緒に大阪・キタのお茶屋さんへ行きました。
お茶屋と言っても、玉露とか売ってるお店じゃないですよ^^
芸者さんと楽しく飲むところです。

最近、師匠はお茶屋さんに凝ってまして。
師匠は若い時からお茶屋遊びをされてたんですが、お茶屋が出てくる「立ち切れ線香」という落語をやりだしてから、さらに拍車がかかったようで。
研究熱心ですからね、うちの師匠は^^

そんなわけで、先日、師匠から「お前もお茶屋を勉強せえ」とお電話を頂き、一緒に連れて行ってもらうことになったんです。

師匠は京都・祇園や大阪の今里のお茶屋は馴染みなんですが、キタは初めてだったようで、自分で下見をしてお店を見つけられました。
「鶴太良(つるたろう)」というお茶屋さんです。
「オレもやっと、キタデビューや^^」。
師匠は嬉しそうでした。

桂米左(よねざ)兄さんも来られました。
終盤に師匠が「小米朝も呼ぼう」と言い出し、小米朝兄さんに電話し、兄さんは仕事を終えてすぐに来られました。

まあ、遊んだ、遊んだ^^
芸者さんの踊りを見せてもらったり、歌舞伎のワンシーンをコント調でやってくれたり、お客を飽きさせないですね。

しまいには、小米朝兄さんも普段着のまま踊られました。
踊りができたら、こういうときにいいですね。

お茶屋遊び、ハマリそうです^^
お金がいるなぁ〜^^

では、今日も銀ぎん!^^
[207] 今日も銀ぎん!2006.11.07(火) 11:01
 『キャッチボール』 2006年11月7日(火)

昨日、子供たちの通ってる小学校が休みだったんです。
3日の文化の日に音楽会があって、その振り替え休日で。

だから、久しぶりに6年生の息子とキャッチボールをしました。
息子は少し前まで少年野球チームに入っていたんですが、腰を痛めてチームをやめたんです。
本人としては、不本意だったようですが。
日常生活に支障はないんですが、野球の複雑な動きでは痛みが出るようで。
でも、秋に入ってから少しはマシになったようで、友達と野球をして遊んだりしてます。

久々に息子のボールを受けたら、なかなかいい球を投げるんです。
以前よりスピードも速くなってました。
ほんの些細なことですが、嬉しかったですね^^

中学に入って、腰の調子が良ければ、また野球部に入るかもしれませんが、今は地元の剣道クラブにも入ってまして、どうするかはわかりません。
でも、なんにしても、一つのことをコツコツと続けてほしいですね。

僕も中学時代は野球部に入ってました。
レギュラーではなく、補欠で、ほとんどバッティングピッチャーでした。
でも、3年間やめずに続けたことが自信になりましたね。

スポーツとかクラブ活動って、そういうものだと思います。
そりゃ、レギュラーになるために努力することがまず大事ですけどね。

キャッチボール、どんどんしないとダメですね。
人としゃべることも「キャッチボール」です。

今は「キャッチボール」が少ないんでしょうね。

今夜は、また師匠と酒席でキャッチボールなんです^^
師匠は水ですが^^
痛風ですから。

では、今日も銀ぎん!^^
[206] 今日も銀ぎん!2006.11.05(日) 20:44
 『週末のこと』 2006年11月5日(日)

3日(祝・金)の午前中、子供たちが通う小学校の音楽会がありました。
今まで運動会には顔を出しましたが、音楽会には初めて行ったんです。
体育館には保護者や地域の方が詰めかけ、ギッシリ超満員。

まずは校長先生の挨拶。
「ビデオやカメラの撮影はなさらないようお願いします。昨年、フラッシュ撮影をされた方がいて、多くの方が不快な思いをされました。子供たちの姿をしっかり目に焼き付けて下さい」と言ってました。
全くその通りです。
何かイベント事があると、他人の迷惑も考えず、やたらと撮りまくる親がいますが、困ったもんです。
だいたい、あれでは全体像がわからないですよね。
フレームサイズでしか見えてないんですから。

最近は落語会でも、平気で写真を撮るお客様を時々見かけます。
「写真撮影はご遠慮下さい」という断りをしているにも関わらず。
僕らは何とかガマンできても、集中して聴きたい他のお客様のことを考えると、なんとかしてほしいですね〜。

さて、音楽会ですが、子供たちが一所懸命に歌ったり演奏してる姿を見ると、「平和だなぁ〜」と思いましたね。
いいもんです^^
だから、「イジメ」なんてホントになくなってほしいですね。

午後からはMBSラジオのイベントで大阪の長居公園へ。
3時から4時まで、番組対抗クイズ大会の司会をしました。
コンちゃんや野村アナ、松井アナ、その他、大勢を相手に大声を張り上げ、ノドをつぶしそうになりました^^

夜は、同期の噺家・桂文華さんの独演会へ。
詳細は、11月4日の「今日も銀ぎん!」に書いてます。

4日(土)の昼間は「四天王寺ワッソ・プレイベント」の司会でした。
いい天気で気持ちよかったです。
なかなか盛り上がりましたよ。

その後、師匠・鶴瓶と合流しMBSへ。
師匠のラジオ番組「ヤングタウン」に少し出してもらいました。
放送は5日(日)の夜10時からです。

収録後、北新地のおでん屋さんで師匠にごちそうになりました。
師匠は今、痛風なんです。
だから、お酒ではなく水です。
その横で僕は生ビール、冷酒、焼酎の水割りをグイグイ^^
落語の話をたくさんしました。

今日は家族で篠山市へ遊びに行きました。
桂ざこば師匠のお弟子さん・桂ちょうばくんも一緒に。

篠山には僕を可愛がってくれてる人たちがたくさんいるんです。
まあ、「笑福亭銀瓶後援会・篠山支部」といったところでしょうか^^
ありがたいことです。

山の中に、メンバーがお金を出し合って、コンテナで作った2階建ての家があるんです。いつも、そこで飲むんです。
その名も「時夢館(タイムハウス)」。

僕は約2年ぶりに行きました。
2階のテラスで、陽の光を浴びながら、おいしい空気を吸いながら、気の合う人たちとビールをグビグビ。
肴は「鶏の蒸し焼き」、「燻製いろいろ」、そして「焼松茸」!
もう、最高!^^

今度は「ボタン鍋」の季節に行こう!

では、明日も銀ぎん!^^
[204] 今日も銀ぎん!2006.11.04(土) 10:21
 『同期の桜』 2006年11月4日(土)

昨夜、ナンバのワッハホールで同期の噺家・桂文華さんの独演会がありました。
僕は「文華やん」と呼んでます。
文華やんとは、「はやかぶの会」という落語会を長年一緒にやってます。
あらゆることで信頼できる仲間の一人です。

今回が七回目となる文華やんの独演会。
まだ一度もやってない僕にとって、大きな刺激になります。

一ヵ月ほど前、「まだチケットがたくさん残ってる〜。どないしよ〜」と心配そうに言ってましたが、当日、蓋を開けてみると補助イスまで出す大盛況!
300人を超えてました。

その勢いに乗って文華やんも舞台で大暴れ!
ノリノリで演じてました。

打ち上げでは、多くの後輩たちと祝杯をあげました。
仲間の喜びは僕の喜び。
文華やんからパワーをもらった夜でした(^.^)b

では、今日も銀ぎん!(^O^)
[203] 今日も銀ぎん!2006.11.03(金) 08:42
 『焼肉続き、イベント続き』 2006年11月3日(金)

昨夜、NGKで催された、笑福亭仁鶴師匠の独演会に行きました。
仁鶴師匠は「つぼ算」と「不動坊」をされました。
当たり前ですが、どちらも舞台袖で笑いながら勉強させて頂きました。
特に「不動坊」は、僕自身、17日の「鶴瓶、銀瓶をしごく会」と、26日の「お江戸でGINGIN」でやる予定なので、じっくりと聴き入りました。

近くの焼肉屋さんで打ち上げ。
焼肉は今週2回目ですが、おいしかったこと^^

17日(金)の「鶴瓶、銀瓶をしごく会」、お蔭様で完売となりました。
ありがとうございます^^
お待ちしてま〜す!

26日(日)の東京での独演会もヨロシクお願いします。

今日は大阪の長居公園でMBSラジオのイベントがあります。
僕は3時から4時まで出演します。
お天気もいいし、ぜひお越しを^^

明日、4日(土)、「四天王寺ワッソ・プレイベント」の司会をします。
地下鉄・谷町4丁目駅近くの「史跡なにわの宮跡公園」で、
午後1時から4時の予定です。
無料です。
お時間がございましたら、フラッと遊びに来て下さい^^

では、今日も銀ぎん!^^
[202] 今日も銀ぎん!2006.11.01(水) 09:46
 『子供の時に見てた、あの人と』 2006年11月1日(水)

昨夜は、野球好きの方なら「ええっ?マジでぇ?銀ちゃん、
ええなぁ〜」と羨ましがられる方と食事をしました^^
あの「世界の盗塁王」福本豊さんです。

福本さんとの出会いは、14年前、僕がABCの「おはよう朝日です」に出ていた時です。
鶴瓶一門との草野球にも来られたことがありました。
盗塁、しまくってました。

ウチの師匠とも仲が良く、そんなこんなで僕も可愛がって頂いてます。

2ヶ月ほど前、福本さんからお電話を頂き、「銀瓶ちゃん、ワシの店で落語会でけへんかなぁ?」と相談されたんです。

福本さんは甲子園球場の近くでショットバーをされてます。
その名も「ベースボールバー G.LOVE(ジー・ラブ)」。
僕は今年の春に、友人のサラリーマン・S氏とお茶目なテーラー・K氏と一緒に行ったことがあります。
ホッとできる空間です。

昨夜は、落語会の打ち合わせのために会ったんです。
阪神・甲子園駅で待ち合わせをして、まずは福本さん行きつけの焼肉屋さん「楽陽苑」へ。
*楽陽苑(0798−41−6407 西宮市東鳴尾町1−9−19)

皆さんもぜひ一度行って下さい。
特に「ハラミ」がおいしいです。
あんな「ハラミ」、今まで食べたことないです。

まあ、二人で食べる、食べる。
福本さんは、50歳代とは思えないほどの食欲です。
やはり、トップアスリートは違いますねぇ。

食べながら、いろんな話をしました。
最近のプロ野球選手はハングリー精神に欠けてるそうです。
福本さんの言葉で一番印象的だったのは、「プロは、ちびっ子たちの憧れ、模範にならなアカンのや」です。
だから、「耳にピアスはアカン」、「ユニフォームはちゃんと着ろ。パジャマみたいな着方するな」なんです。
同感です。

その後、「G.LOVE」へ。
落語の舞台をどこへ置くかなど、大まかなことを決めました。
日程はまだ未定ですが、来年からやります。
福本さんのお話がおもしろいから、「漫談しはったらよろしいやん」てなこと言いながら、ワイワイ^^

しばらくして、以前、僕を連れて来てくれたS氏も合流し、野球談義に花が咲いたのでした^^

足が速い「世界の盗塁王」ですが、酔うのは遅かった。
強い、強い^^
*G.LOVE(0798−47−1515 西宮市甲子園網引町3−16 ドール甲子園B1F)

では、今日も銀ぎん!^^
[198] 今日も銀ぎん!2006.10.29(日) 07:41
 『ヤンタン聴いて〜!』 2006年10月29日(日)

昨日は昼間、宝塚市の阪急・逆瀬川駅近くの小学校で、
PTA主催の講演会がありました。
ジムで知り合いになったTさんから、「うちの子供が通ってる小学校で講演してもらえない?」と頼まれたんです。

実は僕、きちんとした講演は初めてでした。
大人と子供、両方が来られるということなので、テーマは
「自分を好きになって、周りも好きになろう」。
1時間、なんとかやり終えました。

終わって学校から出ようとしたら、僕を見ながらニコニコ顔の女性が一人。
なんと、近所に住んでる瓶太兄さんの奥さん。
見に来られてたんです。
落語をしてるのを見られるのは平気なんですが、講演を見られてたとは、ちょっと恥ずかしかったです^^

その後、JRに乗って赤穂市へ。
お寺で桂一蝶兄さんの落語会です。
本堂には、ご近所の皆さんが120人ほど来られました。
僕、桂文華さん、一蝶兄さんと一席ずつやってお開き。
ご住職をはじめ関係者の皆さんと近くのお店で打ち上げ。
地元のおいしい魚をたくさん頂きました^^

夜、帰りの新快速に乗ってたら、松竹芸能のマネージャーからメールが。
「いまヤンタンの収録中なんですが、鶴瓶さんが銀瓶さんに電話をかけようと言ってます。電話のつながる所にいて下さい」。
僕は明石で降りました。
しばらくすると、師匠から電話がかかってきました。
「銀瓶さん、韓国語を教えて下さい」。

とにかく今夜のMBSラジオ「ヤングタウン」を聴いて下さい。
10時〜11時30分です。

今日は、大阪城公園「太陽の広場」で『ワンコリア・フェスティバル』の司会です。
11時から5時までやってますから、お時間があればフラッと遊びに来て下さいね^^

では、今日も銀ぎん!^^
[195] 今日も銀ぎん!2006.10.27(金) 09:38
 『好きな人の前では』 2006年10月26日(木)

本日、2回目の「今日も銀ぎん!」です。
思わず書きたくなるようなことがありまして^^

一昨日の昼間、春風亭小朝師匠の奥様・泰葉さんから電話があったんです。
泰葉さんには、大銀座落語祭の韓国語落語会でいろいろと
お世話になっています。

「銀瓶さ〜ん、実はね、木曜の夜に東京で韓国の歌手・ピが出るコンサートがあってぇ、鶴瓶師匠と師匠のおかみさんと一緒に連れて行って頂くんですぅ。それでぇ、その時、ピに会わせてもらえるんですぅ。だから、ピに韓国語で何か話したいので、教えてほしいんですぅ」とのこと。

「いいですよ。何て言いたいんですか?」。
「『私と結婚して下さい』って、韓国語でどう言えばいいんですかぁ?」。
「『結婚して下さい』って、泰葉さん、小朝師匠の奥さんじゃないですか」。
「いいから、いいから〜^^」。
無邪気な方です。
「ナハゴ キョロン ヘジュセヨ」と教えてあげました。

「じゃあ、『キスしたいです』は、なんて言うんですか?^^」。
「そんなこと言って、ピがヒイても知りませんよ!?」。
「大丈夫、だいじょうぶ〜^^」。
頼もしい人です。
「『ポッポ ハゴ シッポヨ』です」。
「ありがとうございます。あの〜、このことは、くれぐれも鶴瓶師匠とおかみさんには内緒にしていて下さいね」と頼む泰葉さん。
「わかりました。ピがどんな反応だったか教えて下さいね」と言って、電話を切りました。

すると、今日の午前中、ウチの師匠の奥さんから電話がかかってきたんです。

「銀瓶くん、韓国語、教えてほしいの〜」。
笑いを堪えながら「どうしたんですか?」と聞くと、「実は、
今夜、東京でピに会えるのよ〜。『ピさんに会えて本当に嬉しいです』って、なんて言えばいいの?」。

何を隠そう、師匠の奥さんはピの大ファンなんです。
「ピシルル マンナソ チョンマル キッポヨ」と教えました。
そして、一昨日、泰葉さんからも同じように質問されたことを言ってしまいました^^
師匠の奥さんも大笑いしてました。
そして、奥さんにも「どんな様子だったか、教えて下さいね」とお願いしました。

さっき、奥さんから電話があったんです。

「どうでした?」と尋ねると、「アカンわぁ〜。私も泰葉さんも、
本人を目の前にしたら、舞い上がってしまって、なんにも言えなかったわぁ〜。せっかく教えてもらったのに、ゴメ〜ン」。
僕は相手が師匠の奥さんにも関わらず「なんじゃそりゃ!^^」とツッコミを入れてしまいました。

しかしまあ、人間、特に女性は、大好きな人の前ではそうなるもんなんですねぇ^^

それにしても、その時、ウチの師匠はどんな顔をしてはったんでしょうね?^^
[194] 今日も銀ぎん!2006.10.26(木) 07:34
 『謝るだけなら誰でもできる』 2006年10月26日(木)

昨夜、関西のみですが、NHKの「上方演芸ホール」で僕の「ちはやふる」が流れました。
10月5日のNHK「おはよう関西」でもそうだったんですが、表情が硬いですねぇ^^
受信料払ってるんですから、堂々とノビノビとしてればいいんですよねぇ^^

日本シリーズ、日本ハムが王手をかけましたね。
昨日の先発は金村投手。
彼は、9月末のペナントレース終盤の大事な試合でヒルマン監督から交代を告げられ、その不満から監督批判をしてしまい、プレーオフ出場停止処分を受けたんです。

試合開始直前、マウンド上で観客に向かって深々と頭を下げていました。
そして、5回を無失点に抑え、勝ち投手となった試合後のインタビューではファンに対してお詫びと感謝の言葉を口にしていました。

「改心」するとはこういうことなんでしょうね。
失敗や過ちは誰にでもあります。
その後、どうするのか。
「ごめんなさい」だけなら誰でも言えます。
どう行動するのか。

最近、「ええ大人」が「すみませんでした」と謝ってる姿を目にします。
企業のエライさんや学校の校長や教育委員会の人とか。
その後、どうしてるんですかねぇ?

今日はドラゴンズに勝ってほしいなぁ。
もう少し観たい!

今日は昼から大阪の住吉高校の高校生たちの前で落語をします。
韓国の高校生が100〜150人ほど短期で留学してるそうで、日本語と韓国語、両方でやります。
楽しみです^^

では、今日も銀ぎん!^^
[191] 今日も銀ぎん!2006.10.25(水) 07:46
 『お久しぶりです』 2006年10月25日(水)

22日(日)の昼間、東京で友人の結婚パーティーの司会を済ませ、2時過ぎの「のぞみ」に乗って帰って来ました。

東京を出る前に、「今夜は外食しよう。何を食べるか決めておいてチョーダイ」と家に電話したんです。
名古屋あたりで嫁ハンからメールがありました。
読むと、回転寿司派の息子(小6)と焼肉派の娘(小3)がジャンケンをした結果、息子が勝ち、回転寿司に決まったとのこと。
アタマの中を徐々に「寿司モード」にして帰りました。
家族4人でタラフク食べました。

その夜、11時30分から、ゲスト出演するMBSラジオ「チョアヨ!韓国」が放送される予定だったんですが(もちろん録音です)、日本シリーズがかなり延び、午前1時前から放送。
遅い時間にも関わらずお聴き頂いた皆さん、ありがとうございました^^

23日(月)は、繁昌亭の夜席に師匠・鶴瓶が飛び入り出演するということなので行きました。
数日前から繁昌亭のHPに師匠が出ることが発表されていたためか、小雨の中、ぞくぞくとお客様が詰めかけ、8〜9割の入り。
師匠はトリで「立ち切れ」をされました。

終演後、近くの居酒屋で打ち上げ。
師匠も終始ニコニコ顔^^
舞台で発散できたんでしょう。

そして昨日(24日)も夕方から繁昌亭へ。
読売テレビの寄席番組「平成紅梅亭」の収録があったんです。

僕は最後の大喜利に出演。
今回は「イケメン噺家VS上方笑女隊」。
「イケメン」に入れてもらえました。
桂三枝師匠が司会をされ、なかなかおもしろいデキでしたよ。
11月14日(火)の深夜1時59分から放送予定です。

そうそう、今日の夜遅くに、関西のみですが、NHKテレビ「上方演芸ホール」で僕の落語「ちはやふる」が流れます。
今朝、朝日新聞のテレビ欄を見ると、僕の名前しか書いてませんでしたが、東京の三遊亭小遊三師匠の落語「野ざらし」も放送されます。
僕は最初の15分で、その後の25分が小遊三師匠なんです。
でも、関西だから僕の名前だけ載ったんですかねぇ?
他の新聞はどうなってるんかなぁ?

収録のとき、小遊三師匠の「野ざらし」がとてもおもしろかったんです^^
僕はDVDに録画セットしてます。
「野ざらし」覚えるんです^^

では、今日も銀ぎん!いきましょ〜う!^^
[187] 今日も銀ぎん!2006.10.21(土) 08:45
 『岡倉大吉』 2006年10月21日(土)

俳優の藤岡琢也さんが亡くなられましたね。
好きな役者さんでした。
初めて見たのは、「サッポロ一番みそラーメン」のCMでした。
だから、子供の頃は「みそラーメンのオッチャン」と呼んでたんです。

学生時代に、ある任侠映画をビデオで見たら、藤岡琢也さんが大阪のヤクザを演じてたんですが、この大阪弁がとても心地良かったんです。ドスもきいてて。
兵庫県のご出身ですからね。

最近では、何といっても「渡る世間は鬼ばかり」の「岡倉大吉」役ですね。
ドラマの中のお店「おかくら」、見るたびに「ここで食べたいなぁ〜。飲みながら岡倉大吉としゃべりたいなぁ〜」と思ってました。

他には「ど根性ガエル」に出てくる梅さんの寿司屋「宝寿司」。
ヒロシとピョン吉が食べる様子を見て、いつもうらやましい気分になりました。
「ハクション大魔王」のハンバーグもおいしそうでしたねぇ。

学生時代に見た、あの任侠映画、レンタルショップで探してみよう。
「サッポロ一番みそラーメン」も食べよう。
野菜をいっぱい入れて。

今日から1泊2日で東京に行きます。
友人の結婚パーティーなんです。

では、また〜^^
[186] 今日も銀ぎん!2006.10.20(金) 10:10
 『落語のパワー、ラジオの力』 2006年10月20日(金)

昨日で繁昌亭の出番が終わりました。
いやぁ〜、客席にも舞台にもホントに活気があって、楽しかったです。
ああいう場で噺ができるというのは噺家として幸せです。

終演後、お客様を見送る時、たくさんの方から「こんちわコンちゃん、聴いてるよ〜」と声をかけて頂きました。
ありがたいことです。
ラジオの力はスゴイですねぇ〜^^

18日の夜、淡路島のお寺で行われた桂雀々さんの落語会に出たときもそうでした。
楽屋に来られた一人のお母さんが「銀瓶ちゃん、いつもコンちゃんのラジオ聴いてるんよ〜」と大はしゃぎ^^

最後の抽選会では、なんと、そのお母さんに僕のサイン色紙が当たったんです。
250人中の3人ですよ。

さあ、今から、そのスゴイ影響力を持つMBSラジオ「こんちわコンちゃん」に行きます。
今日は、コンちゃん・近藤さんとどんな話になるのやら^^

繁昌亭には、12月5日(火)と12月19日(火)の夜に出ます^^

では、また!
[185] 今日も銀ぎん!2006.10.18(水) 10:29
 『落語最高!』 2006年10月18日(水)

16日(月)から繁昌亭に出てます。
一昨日も昨日も、平日の昼間ですが、補助イスを出さなければならないほどの大入り満員です^^
ありがたいことです^^

そして、お客さんのノリがいいんです。
落語をあまり知らない方も多いんですが、「楽しもう!」という気が客席からバンバン来ます。
だから、噺家の方もさらに気が上がりますね。
相乗効果です。

僕は中入りのすぐ後に出てます。
月曜は「豊竹屋」を火曜は「ちはやふる」をしました。
今日は他の噺家さんの都合でトリのすぐ前に出してもらいます。
なにしよかなぁ〜?^^

昨日は楽屋に桂ざこば師匠がフラッと来られました。
朝日放送に行かれる前に寄られたんです。
「オレ、楽屋が好きやねん」。ざこば師匠は嬉しそうに言うてはりました。
寄席というのは、お客さんがたくさん来られ、噺家もぎょうさん集まる、そんな場所じゃないとダメなんですね。
この感覚をズーッと味わいたいですね。
そのためには、絶対に安心などできません。

繁昌亭で受付をされてる女性が、「銀瓶さん、ホームページ見てますよ〜。繁昌亭のこといろいろと書いてくれてはって、読んでて興奮が伝わってきて、こちらも嬉しいです^^」と言ってくれはったんです。

繁昌亭はみんなものです。
みんなで盛り上げましょう!
「私はどうやって盛り上げればいいの?」と思っているアナタ〜!
繁昌亭に落語を聴きに来ることが一番の盛り上げです^^
待ってますよ〜。

松竹芸能のマネージャーが、9月21日にソウルの高麗大学で行なった韓国語落語公演の模様をDVDにダビングして持ってきてくれました。
昨夜見たんですが、スゴイんです^^
自慢してるんやないですよ。
「落語の力」は最強です!

韓国語でやった「動物園」も「時うどん」も爆笑ですが、日本語の「ちはやふる」が大爆笑なんです^^
日本語を勉強している学生さんが中心とはいえ、不思議な光景ですよ。

今日、本屋さんに行かれたら、NHKハングル講座・アンニョンハシムニカの11月号を読んで下さい。
できたら、買って下さい^^
「コリアすくらんぶる」というコーナーに僕のインタビュー記事が載ってます。
12月号にも続けて掲載されます。
インタビュアーの小針さんは情熱家で、9月21日のソウル・高麗大学での公演にもわざわざお越し下さったんです。

今日は、繁昌亭のあと、桂雀々兄さんの落語会で淡路島まで行きます。
では、また〜^^
[182] 今日も銀ぎん!2006.10.16(月) 10:23
 『司会を超えたい〜』 2006年10月16日(月)

昨日は3時から玉造のコラボ玉造(タマゾーと読みます)で「玉造寄席」がありました。

ここは、僕が仲良くさせて頂いてるミュージシャンの趙博(ちょう・ばく)さんが、マンションの一室を劇場にしたものです。
劇場といっても、40人しか入れません。
ここで、音楽のライブや落語会をされてます。

玉造駅からさほど離れてないんですが、初めての方は迷いますね。中の照明も少し暗めで、「秘密倶楽部」的なニオイが漂ってます^^
それだけに一体感が生まれやすいんですね。

出番は順に、桂ちょうばくん、僕、笑福亭伯鶴兄さん、趙博さん。

僕は久々に「くっしゃみ講釈」をしたんです。
何度やっても、くしゃみの部分が難しいですね〜。

終演後、近くのお店で何人かのお客様も交えての打ち上げ。
その中には僕のお客様も数名。

そのうちの女性3人組は、昨年11月に大阪で行われ僕が司会をした、韓国の歌手・teiのファンミーティングで僕を知った方たちです。
それ以来、何度か落語会に来られてます。

桂ちょうばくんが彼女たちに「銀瓶兄さんを何で知ったんですか?」と聞くと、上に書いたことを説明する3人。
そして、「そのときの司会がとてもおもしろかったんです〜^^」と答えるんです。
そこまではよかったんです。

次にちょうばくんが「で、兄さんの落語はどうですの?^^」と尋ねると、「う〜ん、まだ、あの司会の時のおもしろさを超えてないですね^^」と返してきはるんです。
コケましたよ^^
この頃の素人さんはオモロイですわ^^

ちょうばくんが妙にこの一言を気に入って、それから何度も彼女たちに「銀瓶兄さんの落語はどうですの?」と質問しては、彼女たちに「司会のほうがヨカッタ〜」と言わせるんです。

そんなことを言いながらも、その3人がケーキやプレゼントを、また別の方もプレゼントを持って来てくれはりまして、落語会の打ち上げが僕のお誕生パーティーになりました。
ありがたいことです^^

お知らせです。
趙博さんが一本の映画を歌い語るという「歌うキネマ」があります。
今回は、あの名作「砂の器」。おすすめです!

12月11日(月)午後7時から梅田の「RAIN DOGS(レインドッグス)」で行われます。
詳細、ご予約はこちらまで info@fanto.org
僕も仕事が入らなければ行くつもりです!

さあ、今日から19日(木)まで繁昌亭の昼席に出ます。
今日は夜席も。
ご都合よろしければ、フラッとお越し下さいませ〜^^
繁昌亭HP http://www.hanjotei.jp/
[181] 今日も銀ぎん!2006.10.15(日) 11:32
 『続・お誕生日』 2006年10月15日(日)

お待たせしました。
近所の「ゆらゆら美容室」で髪を切ってまして。
だいたい20日に1回のペースで散髪するんです。
スケベェですから、髪が伸びるのが早いんです。

昨日は、2時から帝塚山の無学で師匠の落語会「つるべ、らくごのお稽古」がありました。
僕は出演しなかったんですが、お手伝いで行ったんです。

今までこの会は平日の昼間にやってまして、それでも毎回50人くらいのお客様が来られてました。
今回は土曜日ということもあって、70人近く来られ、大入り満員。

トップの瓶成が「いらち俥」を勢いよく演じ、次が師匠の「青春グラフティ・松岡」。今回がネタおろし。
師匠がホントに体験したことを落語に仕立てる「私落語(わたくしらくご)」の新作です。
高校時代の同級生・松岡さんが主人公の噺なんですが、まあ、オモロイです。

中トリの方が舞台に登場したとたん、客席から「ギャ〜!」という悲鳴のような歓声。
なんと「ウッチャンナンチャン」のナンチャン、南原清隆さんなんです。
シークレットの出番です。
ナンチャンは学生時代、落研に所属してはって大の落語好き。
今回は「仔猫」を披露。
表情豊かに、ホンマに楽しそうに演じてはりました。
お客さんも満足した様子です。

実は楽屋でナンチャンの帯を締めたは、僕なんです。
ナンチャン、僕のこと覚えてくれたかなぁ^^

中入り後は、恭瓶兄さんの「馬の田楽」。子供が可愛かったです。
そういえば、この兄さんはもうええ歳なんですが、子供みたいなとこがいっぱいあるんです^^

トリは師匠の「立ち切れ線香」。僕もやりたくなりました。

片づけを終えて、福島区の玉川小学校へ。
7時から体育館でPTA主催の「玉川寄席」です。

ご近所の大人と子供、300人くらいが来られてました。
桂歌々志くん、桂かい枝くん、僕と出て、8時半頃終演。

そうそう、嬉しいことがあったんです^^
ご近所に住んではるイラストレーターの伊藤コージさんという方が僕たち3人の似顔絵を色紙に描いて持ってきてくれたんです。
これがおもしろいんですよ。
また、皆さんに見て頂きたいですねぇ。

学校の近所にある串かつ屋さんで、PTAの皆さんと打ち上げ。
僕は乾杯だけで店を出て、落語会に来てくれた木口さんとモツ鍋のお店「ふくみや」へ。

木口さんとは、梅田のティップネスで仲良くなったんです。
僕に筋トレの仕方を教えてくれるんです。
金髪のオジサンです。

「ふくみや」は初めて行ったんですが、最高にウマイお店です。
マスターの福島さんがMBSラジオ「こんちわコンちゃん」を聴いてくれてはって、「ホンマの銀ちゃんや〜!」と喜んでくれはりました。

しばらくすると、かい枝くんと歌々志くんも合流して大盛り上がり。
日付が変わる15日の午前0時には、マスターからプレゼントされたワインで「お誕生日おめでとう!」の乾杯。
おまけに木口さんがご馳走してくれて、嬉しい誕生日になりました^^

さあ、今日は3時から玉造で「玉造寄席」です。
その打ち上げがパーティーになるよ〜^^
[180] 今日も銀ぎん!2006.10.15(日) 09:57
 『お誕生日』 2006年10月15日(日)

今日で39歳になりました^^
中途半端な年齢ですね。早く40代に突入したいです。

10代より20代、20代より30代と、しんどくて嫌なこともあったけど、年齢を重ねるほどに「楽しく」なってきたんです。
特にこの2年は、「自分の足で歩いてる」というのを実感してます。

40代に入るまでのこの一年を充実したものにすれば、きっと40代もさらに「いいもの」になると思ってます。
40代がいいと、50代もいい。死ぬまで「いい」が続くんですね^^
こんな幸せなことはないでしょう。

ちょっとここで中断^^
のちほど。
[179] 今日も銀ぎん!2006.10.14(土) 09:23
 『晴れ舞台』 2006年10月14日(土)

昨夜は、ナンバのB1角座で、我が鶴瓶一門の後輩・由瓶(ゆうへい)くん(以下、呼び捨て)の初めての独演会でした。
僕はゲスト出演です。

由瓶の芸歴は丸9年。僕が18年。
今のところちょうど倍ですが、彼は勉強熱心な男で、ネタの数はなかなか多いんです。いろんな先輩方のところへ稽古に行ってます。

酒の好きな奴で、よく二人で飲みます。
落語について熱く語り合うんですよ。

「熱い男」が舞台では「暑い男」になります。
とにかく汗がスゴイ!
ボトボトですわ。

昨夜、開演1時間前の6時にB1角座に到着すると、由瓶が落ち着かない様子でウロウロ、ウロウロ。
僕も12〜3年前に初めて自分の落語会をしたときはそんな感じでした。

由瓶は僕を見つけるやいなや、得意の大声で「銀瓶兄さん、今日はヨロシクお願いします。早速ですが、兄さんに相談があるんです〜」。
「なんや?」と尋ねると、「オープニングの時、最初から幕を開けたままのほうがいいですかね?それとも、初めは閉めてて、出囃子に合わせて幕を開けたほうがいいですかね?」と聞くんです。おもしろい奴でしょ。
「お前の独演会やねんから、お前が決めたらええやないか」と言いました。横にいた松竹芸能の長岡マネージャーも「そうですよ、由瓶さん」。
「いやぁ〜、もう、どっちがええんかわかりませんねん」と悲痛な表情の由瓶。
「ン〜、はやかぶの会の時は初めから開けてるんやけど、独演会やから、最初は閉めてて出囃子に合わせて幕を開けたらどうや?」と提案すると、「いや、開けたままでいきますわ〜」と即答する由瓶。
「ほんなら、相談するな!」。
いきなり笑わしてくれます。

楽屋には、もう一人のゲスト・桂歌々志くん(由瓶と同期)と、他にも桂ちょうばくん、桂雀五郎くん、桂佐ん吉くん、笑福亭呂竹くん、そして鶴瓶一門からは、瓶生、鉄瓶、瓶成がお手伝いで来てくれてました。
こういう会の時に楽屋も噺家で賑わっているというのが大事なんです。
なんじゃかんじゃ言いながら、由瓶は皆から愛されてるんやなぁと、嬉しくなりました。

早くからお客さんが並び、開演の7時には満員に。100人以上来られてました。ありがたいことです。

まずは由瓶の「看板の一」。ツボツボでドカン、ドカン。幸先のいいスタートです。
次は歌々志の「うなぎや」。客席はさらにヒートアップ!由瓶に刺激を与えてくれる「いい同期」です。
中トリは由瓶の「はてなの茶碗」。難しい噺を汗をカキカキ熱演。
休憩後、僕の「七段目」。前半の三席で作ってもらった空気に乗って気持ちよくやれました。
そしてトリは由瓶が「仔猫」。彼に合っている噺だと思います。

お客様の温かい拍手に包まれて終演。
由瓶は「最高の汗」をかいてました。

打ち上げは、ビアホール・ミュンヘンで。
ビールとカラアゲがうまかった!

2次会は鶴瓶一門の5人だけで2時過ぎまで。
いろいろと「イイ話」をしたんです^^
たまたま居合わせた「ひで」のマスターが、「由瓶くんのお祝いや〜」とおごってくれました。ラッキ〜^^

由瓶の新たなスタートの日に僕もさらにやる気が湧いてきました!
 

[178] 今日も銀ぎん!2006.10.13(金) 08:23
 『充実の一日』 2006年10月13日(金)

いろんな方から「HP見てますけど、マメに更新されてますねぇ」と言われます。
そう言われると、「もっとちゃんとしよう」と思うんですね。
人間、注目されると「向上しよう」という気が湧くものです。
それは、きっと、「芸」においても「美」においても、そうなんでしょう。

昨日、昼間、映画「ワールド・トレード・センター」を観ました。
あの「9.11」のテロで実際にあった話を映画化したものです。
国際貿易センタービルに救助に向かった警官が、ビルの崩壊により生き埋めになり、そのうちの二人が助け出されるまでの様子が克明に描かれていました。
「生きたい」という意識が、助かるためには必要なんだと感じましたね。
そして、「生きている」ということの「尊さ」と「力強さ」も。

夜は、玉造の大阪クリスチャンセンターで、ミュージシャン・趙博(ちょう・ぱく)さんと女優の矢野陽子さんによる喜劇「ワルルル・・・!」を観ました。
「ワルルル」とは韓国語の擬音語で、日本語なら「ドンガラガッシャン!」にあたるそうです。
落語にも時々出てきますね、「ドンガラガッシャン!」。何かモノが崩れたりして大きな音がする時の表現です。

趙博さんとは昨年知り合い、仲良くさせて頂いてます。
日本語の歌も韓国語の歌もいいんです。
また、一本の映画を一人で歌い語る「歌うキネマ」も素晴らしいんです。皆さんも機会があれば、ぜひ見て下さい。

矢野さんの演技を観るのは初めてでしたが、「故・マルセ太郎さんが最も信頼した女優」と言われるだけあって、動きの一つ一つ、言葉の隅々に至るまで、説得力がありました。
そして、観ていて「疲れない」んです。
むしろ、元気になってくるというか。

舞台は神戸の長田です。
1995年の阪神・淡路大震災で一命をとりとめた在日韓国人一世のハルモニ(おばあちゃん)を矢野さんが演じる、一人芝居です。
矢野さんは日本人なんですが、一世のしゃべる少し訛った日本語がバッチリでした。まるで、僕のおばあちゃんの話を聞いてるようでした。

温かい笑いに包まれた、いいお芝居でした。
途中に入る趙博さんの歌が雰囲気をグッと盛り上げてくれました。

その後、心斎橋にある創作割烹「ひで」へ。
こちらのマスターとウチの師匠が古い友人なんです。そんな関係で僕も行ってます。
僕が韓国語を習っている「メリック」の韓国人の先生と飲む約束をしてまして。
あっ、念のため言っときますが、男の先生ですよ。

「ひで」に着くとカウンターの奥に噺家の先輩、桂小春團治兄さんが。偶然、お友達と来られたそうです。
兄さんはニコニコ笑いながら「誰と飲むの?女の子やったら席外すよ〜」と焼酎のお湯割を飲んでます。
「男ですよ。男」と席に着き、先生が来るまで3人でワイワイ。
しばらくすると先生も合流し、日本語と韓国語が入り乱れたトークで大いに盛り上がりました。

小春團治兄さんとお友達が先に帰られ、僕たちもお開きにしようとマスターに「いくらですか?」と聞くと、「さっき、小春團治さんが払ってくれはったよ〜」という返事。

流石、やることが粋やなぁ〜。

16日(月)から繁昌亭で兄さんとご一緒させて頂くんです。
兄さん、また粋な計らい、期待してますよぉ〜^^



[176] 今日も銀ぎん!2006.10.10(火) 22:40
 『落合さん、そしてプロ野球』 2006年10月10日(火)

プロ野球のセ・リーグ、中日ドラゴンズが優勝しましたねぇ。
落合監督が泣いてました。
ホントは可愛いヒトなんでしょうねぇ。
でも、天邪鬼なのか、マスコミにはウケが良くないらしいです。
気に入らない質問とかがあると無視するんやそうな。

マスコミだけでなく、地元での人気もイマイチとのこと。
落合監督では、チームは強くてもスポンサーがつかないそうです。
名古屋ではいまだに「星野が監督なら金を出してもいい」と言ってる社長さんとかがいるらしいですよ。

クローン技術が進んで、星野さんのクローンを11人作って、そこにホンモノの星野さんも入って、12球団全てが星野監督になったら、スポンサーがいっぱいついて、プロ野球界は潤うでしょうねぇ。
で、どのチームがホンモノの星野さんか発表しないんです。
12球団全ての球場でベンチのイスが壊れるんですよ。
星野さんと星野さんの乱闘もありますよ。

話を現実に戻します。
だから、今年優勝しても、落合さんが来年も監督になれるかどうかわからないそうです。
全部、週刊誌に書いてたことですからホントかどうかは知りませんよ。

でも、今日みたいな人間味ある姿をバンバン見せれば人気も出ると思うんですがね。
勝っても負けても、全試合、試合後のインタビューでは泣くとかね。
「探偵ナイトスクープ」の西田局長みたいに。
それか、負けたときだけ、落合夫人に尻を蹴られるシーンを見せるとか。

僕は現役時代から好きでしたよ。落合さん。
独特のバッティングフォームはもちろんのこと、群れを作らない、あの一匹狼的なところがいいんですよ。
文藝春秋の「Number」で落合さんの全盛期、特にロッテ時代と中日時代の名場面を集めたDVDを作ってほしいです。
落合さんの次に作ってほしいのは、ジャイアンツとドラゴンズで活躍されたピッチャー、西本聖さん。ホンマに好きでしたねぇ。

二人とも個性的でしたね。
まあ、二人に限らず、昔は個性豊かな選手がたくさんいました。

セ・リーグが決まって、あとはパ・リーグ。
僕としては、日本ハムに頑張ってほしいです。
でも、ホークスも王さんが元気になられて気合が
入ってるしねぇ。
楽しみです。

しかし、セ・リーグをここまで盛り上げた、タイガースの粘りはアッパレですよ。

来年は、駒大苫小牧の田中くんが楽天に入って、その4年後、早稲田の斎藤くんがプロに入れば、日本のプロ野球もおもしろくなりますよ。
もう、イチローもゴジラも日本に帰ってこ〜い!
もうええやろ〜^^
[174] 今日も銀ぎん!2006.10.09(月) 10:22
 『おでかけ』 2006年10月9日(月・祝)

街を歩くと、金木犀のいい香りがしてますね〜^^
僕はこの香りが大好きです。
ホッとします。

今日は子ども二人(6年生の息子と3年生の娘)を連れて三人で、神戸に一人で住んでる僕のおばあちゃんの家に遊びに行きます。

曾孫の顔を見せると喜ぶんです^^
おばあちゃん孝行って、まだこれくらいしかできません。

その後、神戸の王子動物園に行く予定です。

「奥さんはどうしたんですかぁ?」って?
逃げられました。
そんなアホな^^
嫁ハンは学校のPTAの用事で忙しいんです。

僕も早く「忙しい噺家」になりた〜い!^^
[173] 今日も銀ぎん!2006.10.08(日) 10:45
 『敦賀落語会』 2006年10月8日(日)

昨日は「はやかぶの会」の5人、つまり、笑福亭瓶太、桂文華、桂宗助、桂わかば、そして僕で、福井県の敦賀へ行きました。
観光じゃないですよ〜^^
敦賀落語会に出演するためです。

敦賀落語会は、1972年(昭和47年)から地元の方が手作りで続けておられる由緒ある落語会です。
何しろ、第1回目の出演が桂米朝師匠で、2回目が笑福亭松鶴師匠なんですから。

僕は修行中(16〜7年前)と今年の4月に、それぞれ師匠・鶴瓶と一緒に来させて頂きました。

第205回となる今回は、僕たち5人が大阪で続けている「はやかぶの会」で呼んで頂いたんです。
こんな嬉しいことはありません。

いつも「はやかぶ」のお手伝いをして下さってる戸松さんの車に乗って敦賀へ。
車内ではワイワイガヤガヤ、や〜かましい、やかましい。
修学旅行のバスの中みたいなもんです。

敦賀インターを出たところに世話人のお一人、舘さんが迎えに来てくれてはりました。
舘さんの車に先導され会場に到着すると、もうすでにいい舞台が組まれ、準備は万端。
楽屋には敦賀名物「ヨーロッパ軒」のソースカツ丼が。
これがホントにおいしいんです。
量も多いしね^^
皆さんも、敦賀へ行かれたらぜひ!

6時半からぞくぞくとお客様が詰めかけ、定刻の7時に開演。
トップから、宗助「たぬさい」、瓶太「野ざらし」、銀瓶「蔵丁稚」、わかば「片棒」、文華「ねずみ」。
いい感じの笑いに包まれました。

終演するや、皆でお客様の送り出し。
「ありがとうございました〜」、「またお願いしま〜す」と声を出す僕たちに、「おもしろかったよ〜」、「おつかれさん」とお客様たちの温かい言葉。
「もっと頑張ろう!」と思える瞬間ですね。

帰りの車の中も皆でペチャクチャ、ペチャクチャ。
ず〜っとしゃべってますわ^^
[172] 今日も銀ぎん!2006.10.07(土) 11:16
 『昨夜もいろいろありました』 2006年10月7日(土)

昨日、MBSラジオ「こんちわコンちゃん」のCM中、コンちゃん・近藤さんとコンちゃんの奥さんと夜に食事に行こうとなったんです。
いつも、コンちゃんにはご馳走になってますから、「じゃあ、今夜は僕におごらせて下さい」と言いました。
コンちゃんは「ほんなら、今日は銀瓶師匠に甘えようか」と納得してくれました。

コンちゃんが夕方少し用事があるというので、8時半に南船場の難波神社前で待ち合わせ。
僕はそれまで、繁昌亭に。

繁昌亭では、「平成6年入門・同期会」が行われてたんです。
平成6年入門の噺家はたくさんいるんですが、昨夜の出演は、桂かい枝くん(文枝一門)、桂三金くん(三枝一門)、桂吉弥くん(吉朝一門)、桂福矢くん(福團治一門)、桂文鹿くん(文福一門)、林家染弥くん(染丸一門)の6人。

開場の6時に到着すると、繁昌亭の前には長蛇の列。
これを見るだけでも刺激になるんです。

会のテーマは「師匠の十八番(おはこ)」。
全員がそれぞれの師匠の十八番を演じるという、おもしろい企画です。

超満員のお客様が入り、6時半に開演。

まずは、かい枝くんの「時うどん」。
舞台袖でじっくり聴こうとしてたら、繁昌亭の席亭(繁昌亭の出番や企画を決める大変な仕事です)、岩本さんの手があいたので、ロビーで話し合うことに。
12月に繁昌亭の企画で、桂つく枝くんと僕の二人会をする予定なのですが、その内容についてヒソヒソ。

かい枝くんの次は、三金くんの「宿題」。三枝師匠が作られた噺なんですが、やっぱりおもしろい。これはそのまま韓国語でやっても、韓国でもウケるなぁと思いました。

続いては、吉弥くんの「七段目」。僕も彼の師匠・吉朝兄さんにこのネタをつけて頂いたんです。
最近ノリに乗ってる吉弥くん、流石にカチッと決めました。

中トリの福矢くんは「くっしゃみ講釈」。このネタも福矢くんの師匠・福團治師匠にお稽古して頂きました。

最後まで聴きたかったんですが、残念ながらコンちゃんとの約束の時間が迫ってきました。
福矢くんの途中で出ようとしたら、三枝師匠が来られたんです。
二階の上方落語協会で会議があって、それがちょうど終わったところなんですね。
三枝師匠に挨拶すると、「おっ、銀瓶くん。お茶飲みにいこかぁ」。
なんと、三枝師匠からナンパされました。光栄です。
「三枝師匠、すみません。今から飲みに行くんですわ」と断ると、「そうかぁ。ほな、また今度な」。

地下鉄に乗り、南船場の難波神社へ。
しばらくすると、コンちゃんが奥さんとともにタクシーで到着。
一緒に、僕の行きつけのお店「へちもんや」へ。

「へちもんや」は新鮮な魚を中心としたホントにおいしい料理が楽しめます。
声もうるさいけど、味にもうるさいコンちゃんも「銀瓶、ここええなぁ」と絶賛してくれました。
皆さんもぜひどうぞ。
「へちもんや」電話06−6243−3924 予約されたほうがいいですよ。

10時前に「こんちわコンちゃん」水曜日のリポーターでお馴染みの、漫才コンビ、シンデレラエキスプレスの渡辺さんが合流。
僕はナベさんと呼んでます。
ナベさんとは同じ松竹芸能で、年齢も芸歴も一緒。
昔からウマが合う仲間です。

話が盛り上がり、ご機嫌のコンちゃんが、「よし!今から新地のニューハーフの店に行こう!そこは、オレがおごる〜!」と嬉しい提案を。

4人で某店に入り、カラオケ大会。
素敵なお姉様(お兄様?)に囲まれました。

僕と同じくらい背の高いママとデュエット。曲は、谷村新司・小川知子の名曲「忘れていいの」。
サビの部分ではホンモノ同様、しっかりとママの胸元に僕の右手を滑り込ませました。その手を上から押さえるママの瞳は潤んでました。
自分が壊れそう!
男同士やっちゅうねん!
あぁ、おもしろかったぁ!

今朝起きると、軽い二日酔い。

今夜は、福井県の敦賀で「敦賀落語会」。
「はやかぶの会」の5人で行きます。

夜には酔いもおさまってるはずです〜^^
では皆さん、またね〜!
[171] 今日も銀ぎん!2006.10.06(金) 11:03
 『繁昌亭、ええよ〜』 2006年10月6日(金)

昨夜、天満天神繁昌亭の夜席に手伝いで顔を出したんです。

繁昌亭は、こけらおとし公演も連日大入りで、お陰様で、
9月25日からの通常公演もたくさんのお客様で賑わってます。
昨夜も雨の中、会社帰りのサラリーマンの方や大学生の方たち、さらには北海道から旅行で来られた10人くらいのお母さんの団体さんが足を運んで下さいました。
ありがたいことです。

上方落語協会のハッピを羽織り、入り口で「いらっしゃいませ〜」と声を出していると、一人のサラリーマンの方が「あっ!銀ちゃんや。コンちゃんに負けんと頑張ってや〜」と話し掛けてくれました。
MBSラジオの「こんちわコンちゃん」を聴いて下さってるんですね。
嬉しくなりました。

時間がある限り、繁昌亭の前に立って呼び込みや送り出しをしたいですね。

さあ、今からMBSに行きます。
コンちゃんに立ち向かうぞ〜!
楽しい番組にするためですよ(^O^)
[167] 今日も銀ぎん!2006.10.03(火) 17:36
 『飲み会直前』 2006年10月3日(火)

またしても携帯で書いてます。梅田から神戸に向かう阪神電車の中で。
HAT神戸の震災復興住宅に一人で住んでる、恐らく87歳になる僕のおばあちゃんの顔を少し見てから、三宮でオッサンたちと飲むんです。
さっきまでジムのサウナで汗をかいてまして、スッキリしたからもう万全の態勢です。

昨夜も飲んだんですよ。
昨日は七時からナンバのB1角座で「はやかぶの会」がありました。

僕はトリで、土曜の「らくパラ」に引き続き「不動坊」をしました。
続けて聴かれる方には申し訳なかったんで、少し変えました。というか、午前中に稽古してたら、なんかいいフレーズが出てきたんです。
で、実際に舞台でやってみるとまずまずの反応でした。こういうのが生まれると稽古してても楽しいですねぇ(^.^)b

「はやかぶ」の開場前に常連のお客様、Nさんが、韓国で「バラードの皇太子」と呼ばれてる(合ってるはずです)teiのCDを数枚貸してくれました。
「らくパラ」や「はやかぶの会」、「鶴瓶、銀瓶をしごく会」にお越しの方の中にはお気付きの方もいらっしゃると思うんですが、開場してから開演までのBGMにシン・スンフンやWAXなど、K−POPの曲をかけているんです。

それで、Nさんが僕のパソコンに「今度はteiの歌をお願いします」とメールをくれたので、「じゃあ、貸して下さい」となったのです。
ありがたいですね。

早速、昨日の「はやかぶの会」でかけました。
僕は「サランウン ハナダ」が一番好きです。
teiとは、何度か日本でお仕事を一緒にさせてもらいましたから、親近感が湧きますね(^.^)b
今度は彼と韓国で会いたいなぁ〜。

あっ、もうすぐ、おばあちゃんの家の近く「岩屋」に着きます。

さあ、今夜は久々に三宮で大暴れするぞ〜!
[166] 今日も銀ぎん!2006.10.02(月) 09:51
 『少しお酒が残ってます』 2006年10月2日(月)

昨日はお天気が悪かったので、家で土曜の「らくパラ」のアンケートの整理をしてました。
メールアドレスを書いて下さっている方にはパソコンからお礼のメールをしたり。すると、すぐに返信が来るんですね〜。「ホントに銀瓶さんですかぁ?」とか書いてあって、すぐにまた「ホントに銀瓶ですよ〜」と送るんです。なんか、おもしろいですね〜。

僕はアナログ人間なんで、なかなかパソコンを始めなかったんですが、いざやってみると、やっぱり便利ですねぇ。
でも、アナログも大事ですから、落語会のお知らせは手紙を添えてチラシを送ることもしてますよ。

そうそう、昨日、11月17日の「鶴瓶、銀瓶をしごく会」のチケット発売日だったんですが、どれくらい売れたのかなぁ〜?
知り合いや何人かのお客さんからは「チケットぴあでゲットしたよ〜」とメールが来ました。
まだの方はお早めに〜^^
詳細はこのHPの「落語会情報」を見て下さいね。

夕方、師匠から「ゴハン食べよか〜」とお誘いを受け、夙川の「江坂」というイタリアンレストランでごちそうになりました。
これから先、どんなネタをやっていこうかなど、熱く語り合いました。
こんな風に書くと友達みたいですが、決してそうじゃないんですよ。
当たり前ですが^^

さあ、今夜は7時からナンバのB1角座で「はやかぶの会」です。
僕はトリで「不動坊」をします。
予約は要りません。2000円です。
お時間がございましたら、ぜひお越し下さいませ^^
[164] 今日も銀ぎん!2006.10.01(日) 09:27
 『らくパラ』 2006年10月1日(日)

昨日は3時から、大阪市住吉区の無学(むがく)にて僕の落語会、「帝塚山DEらくごパラダイス」、通称「らくパラ」がありました。

無学は、かつて六代目・笑福亭松鶴師匠(僕の師匠・鶴瓶の師匠です)が住んでおられたお家をホールに改築したものです。
ホールと言っても、ホントにこじんまりしてまして、70人までしか入れません。しかも、70人入るとギュウギュウです。

僕は、この無学が大好きです。とても落語がしやすいんです。舞台と客席が近いですから、一体感が生まれます。

住宅地の中にポツンとあります。入り口に「無学」と書かれた暖簾がかかるのですが、知らない人が見ると、料理屋さんに思うかもしれません。

29日(金)のMBSラジオ「こんちわコンちゃん」で落語会の告知をさせてもらったところ、予約の電話が急激に伸び、
当日は66人のお客さんがお越しになられ、ギッシリ超満員!
番組のパーソナリティ・コンちゃんこと近藤さんに足を向けて寝られません。ラジオのリスナーさんってありがたいです〜。

毎回オープニングは、ご挨拶を兼ねた僕のトークで始まります。昨日は上方落語協会の浴衣に法被を羽織って出ました。
短めのトークで客席を温めるためにやるんですが、もうすでに温まってました。和気藹々、和やかな雰囲気で開演です。

トップバッターは、鶴瓶一門の後輩、鉄瓶(てっぺい)くんの「道具屋」。
音楽に強い彼は、MBSラジオで大西ユカリさんと番組をするなど、独自の世界を切り拓いてます。
しかし、落語をベースに持ってますから、新しいネタを増やそうと一所懸命です。
お客さんと歯車がカチッと合った、いい「道具屋」でした。

二つ目は僕の「豊竹屋」。
客席には、テレビ大阪の千年屋アナウンサー、「こんちわコンちゃん」で共演している渡辺たかねちゃん、タレントの片山淳子ちゃんの顔が。さらに気合が入りますね〜。

「豊竹屋」は5年ぶりにやったんですが、お客さんに乗せられて気持ちよく演じることができました。

続いては、米朝一門の大先輩、桂米二兄さんの「まめだ」。
最近、ウチの師匠が米二兄さんの落語会によく出してもらってまして、お兄さんには師弟でお世話になってます。
「まめだ」は僕も大好きな噺です。
秋の何ともしんみりした空気が感じられます。
米二兄さんの「まめだ」を聴いていて、いつか僕もやりたいなぁと思いました。

最後は僕の「不動坊」。桂ざこば師匠にお稽古をつけて頂き、今回がネタおろしです。
当然、まだまだ荒いところがありますが、持ってるものを全て出し切ることができました。
11月17日の「鶴瓶、銀瓶をしごく会」に向けて、もっともっと練っていきますよ〜。

ご来場頂いたお客様、小さなイスでしんどかったと思います。
最後までお付き合い頂き、ホントにありがとうございました。

終演後、私服に着替え無学の前で何人かのお客様と記念撮影。中にはラジオのリスナーさんも。
落語を初めて生で聴いた方や、無学に初めて来たという方がたくさんおられました。
落語と無学を知る人が増えることが嬉しいんです。

片付けを済ませ尼崎に戻り、手伝いに来てくれた瓶生(へいき)くんと鉄瓶くんと3人で打ち上げ。もちろん、僕のおごりです。こういうときに先輩の意地を見せるんです。

その後、落語会に来てくれた飲み仲間、ぞうちゃん、チュウちゃん、一美さん、ヒロピー、ハッシーと合流して12時まで宴会。

大いに盛り上がりました〜。
落語会のあとのビールは最高!
おいしいビールを飲むために噺家は稽古するのです。

10月はいろんな落語会に出ます。皆さん、フラッとお越し下さいね〜。待ってます!

[160] 今日も銀ぎん!2006.09.27(水) 22:36
 『疲労回復』 2006年9月27日(水) 

先週のソウル公演の疲れが昨日くらいから出てきました。
ソウルでは気を張ってたからなのか、ソウルの水がよほど合うのか、ソウルでは無茶苦茶元気だったんです。

昨日、いつも通っているティップネス・梅田店の中にある接骨院で1時間マッサージを受けました。
至福の時間でした。

そして今日はティップネスのサウナに入って、プールサイドで40分ほど寝ました。
徐々に回復の兆しありです。

今夜は11時から南武庫之荘の焼肉「ハマン」でNHKの番組の収録です。
マスターと一緒に韓国語落語の稽古をしているシーンを撮るんです。
放送日がわかれば、改めてこのHPでお知らせします。

昨日は、桂ざこば師匠に「不動坊」の稽古をつけて頂き、「やっていいよ」とOKを頂きました。
30日の帝塚山での「らくパラ」でネタおろしです。
ネタおろしを聴けるチャンスはあまりないですから、皆さんぜひアラを探しにお越し下さい。
今ならまだ予約は間に合いますよ。
リバーボトル 0798−33−5699

では、焼肉「ハマン」に行きま〜す!
皆さんも、お体には気をつけて下さい。
[155] 今日も銀ぎん!2006.09.25(月) 22:16
 『ソウル公演の報告・その2』 2006年9月25日(月)

さて、21日(木)の高麗大学での韓国語落語公演ですが。
高座に座るなり「アンニョンハセヨ〜」と挨拶するや、客席からも声を揃えて「アンニョンハセヨ〜」。気持ちがいいですね〜。
韓国語でマクラをふり、そこから韓国語落語「トンムロン(動物園)」。

実は、当初の予定では今年は「動物園」はしないつもりだったのですが、最近知り合った新聞記者さんから「ホランイ(虎)は高麗大学のシンボルですから、高麗大学では虎が出る動物園をされたらどうでしょう」とアドバイスを受けたんです。
それならということで、セリフにちょっと付け足しました。

叔父「死んだ虎の皮を着て、動物園で虎になる仕事があるんや。お前、虎せえ!」
若者「虎? 叔父さん、それホンマに僕にピッタリの仕事ですか?」
叔父「あぁ。虎は高麗大学のシンボルや。お前、高麗大学卒業やろ?」
若者「違いますよ〜。中退ですよ〜」
叔父「中退!? まあ、ええわ。やれ、やれ」

とまあ、こんな感じです。これが当たりました〜。

その後も、ツボツボでドカンドカン!
オチのセリフ、「心配するな。オレも10万ウォンで働いている」を言った途端、会場内は拍手と「ウワァ〜!」という大歓声。

続いては、今年から取り組んでいる韓国語落語「シガンウドン(時うどん)」。
アホが一人で行く店の親父をプサン出身にして、プサンの訛りにしたバージョン。
これがまた大当たり!

最後は日本語で「ちはやふる」。
俳句や川柳、短歌、そして百人一首の説明をしてネタに入りました。
昨年、日本語で「時うどん」をやったときもそうでしたが、学生さんたちの語学力には驚きです。
日本人の前でやっているのと同じ箇所で笑いが起きるんです。
よっぽど日本語の勉強をしているんでしょうね。
僕ももっと韓国語の勉強をしないといけないなぁと痛感しました。

22日(金)の同徳女子大学、23日(土)の時事日本語社での公演も同じように喜んで頂けました。

全ての公演でアンケートを書いてもらったんですが、ほとんどが日本語で書いてました。
「落語ってとてもおもしろいんですね〜」とか「落語に接することができて本当によかったです」、「ぜひ、毎年やって下さい」とか。
嬉しいものばかり。

来年もまた新しいネタを引っさげて、韓国に乗り込みます。
僕のルーツである韓国に、「また一歩近づけた」と実感しました。
そして、「落語」の持つ力の凄さを改めて感じた3日間でした。
[154] 今日も銀ぎん!2006.09.24(日) 22:46
 『ソウル公演の報告・その1』 2006年9月24日(日)

今夜7時半過ぎに関空に到着しました。
心地よい疲労感です。
応援して下さった皆さん、ホントにありがとうございます。

ソウル滞在中、雲ひとつない爽やかなお天気に恵まれました。
僕は「晴れ男」です。

21日(木)の高麗大学での公演には、日本語を学んでいる学生さんたちを中心に約300人の人たちで会場は満員となりました。
通路に座る人もいれば、立ち見の人まで。
この会場では以前、あの大江健三郎さんが講演されたこともあるそうです。

楽屋と会場が少し離れていたため、着物に着替えて会場までキャンパスを歩きました。
韓国の大学のキャンパスを日本の着物で胸を張って歩いているとき何ともいえない快感でした。
アリランの出囃子に乗って登場すると、大きな拍手で迎えられ、すでに全体のボルテージは沸点!

そうそう、開演前に嬉しいことがありました。
5時からなので、3時頃、キャンパスの片隅でブツブツと最後の稽古をしていたんです。
すると、歩いてきた10人ほどの学生さんが日本語で「あの〜、ギンペイさんですか?」と聞くんです。
「はい」と答えると、「わあ〜」という声とともに笑顔。
「なぜ、僕がギンペイだとわかったんですか?」と尋ねると、「もうすでにギンペイさんをビデオで見ました」と答えるじゃないですか。
高麗大学では公演に先立ち、午前の授業で、昨年テレビ東京で放送された僕のドキュメンタリー番組を学生さんたちに見せてくれていたそうです。
もう、ホンマに嬉しかったです。

さて、詳しい内容ですが、明日の朝も早いので、今日はこのあたりで。続きはまた後日。ゴメンなさ〜い。

とにかく、大、大、大、大成功ということで〜す!

[153] 今日も銀ぎん!2006.09.23(土) 09:40
 『ソウル公演・中間報告』 2006年9月23日(土)

ソウルのホテルから携帯で書いてます。世の中、便利になりましたね〜。
21日(木)の高麗大学、22日(金)の同徳女子大学と順調に公演を終えました。
日本語を勉強している学生さんたちに、韓国語で「時うどん」、日本語で「ちはやふる」を演じましたが、どちらも大ウケでした(^O^)
今日、時事日本語社という日本語学校で公演して、明日の夜、帰ります。
詳細は、また後日!
[150] 今日も銀ぎん!2006.09.19(火) 18:33
 『いよいよ明日から』 2006年9月19日(火)

今日のお昼過ぎ、21日からの韓国語落語・ソウル公演の記者会見をナンバにある松竹芸能・養成所でしました。
通常は松竹芸能本社・会議室でするんですが、他のことと重なったため、養成所になったんです。
養成所は、俳優部のレッスンとか若手漫才師のネタ見せとかに使っている所です。小学校の教室より少し狭いくらいで、床はフローリングになってます。
イスはたくさんあるんですが、机が脚の短いのばかりなんです。だから、正座をするかアグラをかかないとダメなんですよね。
スポーツ新聞を中心に新聞記者さんが7〜8人来て下さったんですが、僕も含めて全員が床に座り込んでの会見となりました。
薄い座布団が一人に一枚ずつありましたが。
まるで、書道教室のようでした。
しかしまあ、ありがたいことに皆さん熱心に取材して下さいました。
明日の新聞に載るかと思いますので、紙面の片隅にご注目を!

その後、住吉区にある宮本印刷さんへ、11月26日の東京での落語会「お江戸でGINGIN!」のチラシの原稿を持って行きました。
この宮本印刷さんは、恐らく関西の印刷屋さんの中で最も落語会のチラシの注文を受けてはるお店でしょう。
上方の噺家の間では「印刷屋さん=宮本印刷」という構図ができあがっています。宮本印刷を知らない噺家はモグリだと言っても過言ではありません。
今回のチラシも、「はやかぶの会・東京公演」同様、東京の伊藤さんというプロのデザイナーさんに作って頂いたんです。
いいのができますよ。
ちなみに僕のハングル文字入りの手ぬぐいも伊藤さんのデザインなんです。感謝、カンシャ!

明日は朝の6時に家を出ます。タクシーの予約も入れました。
一年ぶりの韓国・ソウル。
21日〜23日に韓国語落語公演をします。
昨年は不安だらけでしたが、今年はいくぶんか気持ちにゆとりがあります。
しかし、舞台直前になると想像できないほどの緊張感に包まれるでしょう。この緊張感が好きですね。
ソウルでおいしいメッチュ(ビール)を飲めるよう、精一杯やってきます。

24日に帰国予定です。
それまで「今日も銀ぎん!」はお休みです。
結果報告を楽しみにお待ち下さい。

今夜は缶ビール1本だけにしま〜す。
ではまた!
[148] 今日も銀ぎん!2006.09.18(月) 01:00
 『噺家は裸一貫で勝負』 2006年9月17日(日)

昨夜(16日)、上本町にあるメリックで韓国語のレッスンを受けたあと、繁昌亭に行ったんです。
桂ざこば師匠が出演されてて、ざこば師匠にお稽古のお願いをしたくて。ありがたいことに、師匠は快く「稽古の日はまた後日決めよう」とOKして下さいました。

で、そのまま、出演されてる先輩方の落語を舞台袖で聴かせてもらってました。
すると、客席から一人のオッサンがなんやかんや言うんですよ。噺家にツッコミを入れるんですね。ヤジではないんですがね、盛り上げようと思って言うてるんでしょうが、しつこいし間が悪いから、とても邪魔なんです。
みんな怒ってました。
客席からの掛け声というのは、噺家が出てきたときに「待ってましたぁ!」とか、その噺家の名前を、例えば僕なら「ぎんぺい!」と一声掛けてくれはったらそれで十分なんですよ。
噺家は粋な舞台を心がけてますから、お客様も粋な掛け声とかがありがたいですね。
それから、やたらとカメラで写真を撮る人もいましたね。
他のお客様の迷惑になりますから、写真は撮らずに、脳裏に焼き付けるつもりで、ファインダー越しではなく肉眼で観てほしいですねぇ。

終演後、桂枝三郎兄さんが「銀瓶くん、ちょっといこか」と誘ってくれはったんで、繁昌亭のすぐそばにある焼き鳥屋さん「鳥亭」さんに入りました。
イタリアンレストラン風の焼き鳥屋さんで、前から気になってたんです。
皆さんもぜひ行って下さい。おいしいですよ〜。
で、枝三郎兄さんと話が盛り上がり、「ちょっとだけ」のつもりが、結局二人でワイン2本飲んでしまいました。
ウチに帰って風呂に入ってパソコンのメールをチェックして、そこまでは覚えてたんですが、そこから空白なんです。

今朝、6時くらいでしたか、嫁ハンの「ウワ〜ッ!」という声で飛び起きました。
「なんや!?どないしたんや?」と聞くと、嫁ハンが「お父さん、真っ裸やで」。真っ裸でした。生まれたままの姿。
酔って、何も着ずに寝てしまったんですねぇ。
嫁ハンの「ターミネーターの登場シーンかと思ったわ」という一言に笑いました。
ワインをあれぐらい飲んだだけでは平気なんですけどねぇ。
まあ、鶴瓶一門ですから、「脱いで裸になる」というのは「お家芸」なんですがね。
前にも嫁ハンの笑い声で目を覚ますと、Tシャツをズボンみたいに穿いてたことがありました。

昼からは守口のエナジーホールで行われる「もりぐち寄席」へ。
今日の出演は、笑福亭松喬師匠、ウチの師匠・鶴瓶、笑福亭三喬兄さん、桂まん我くん、そして僕の5人。
500人近く入る会場は補助イスまで並ぶ大入り満員。
粋なお客様に大いに楽しんでもらえました。

お蔭さまで銀瓶は、今日もおいしく飲めました。
ありがとうございます。
では、そろそろ寝ます。
大丈夫です。今日はちゃんと着てます。

[147] 今日も銀ぎん!2006.09.16(土) 13:47
 『祝・繁昌亭オープン!』 2006年9月16日(土)
 
昨日、15日(金)、ついに大阪に新しくできた寄席「天満天神繁昌亭」がオープンしました。

午前中から、繁昌亭近くの天神橋筋商店街を、三代目・桂春團治師匠が乗った赤い人力車を上方落語協会会長・桂三枝師匠が牽きパレードされていました。
僕はその様子を毎日放送のスタジオにあるテレビモニターに流れるニュース映像で見たんです。
「あぁ、いよいよやなぁ」と、映像を見ながら自然と顔がほころびました。

4時前に、レギュラー出演しているラジオ番組「こんちわコンちゃんお昼ですよ」が終わり、それから繁昌亭へ向かったのです。
1回目の公演が12時に開演し。2回目が3時半から。僕は7時開演の部に出演します。

繁昌亭の前には一般のお客様や報道陣が大勢集まってました。お祝いのお花もズラッと並び、華やかなムードに包まれていました。
噺家仲間が揃いの法被に身を包んで「他の日のチケット、まだありますよ〜」と道行く人々に声をかけています。
「おはようございま〜す」と挨拶すると、目が合った仲間の顔もやはり嬉しそうでした。
とにかく、繁昌亭に集まってる全ての人たちが喜びに満ち溢れた顔をしているのです。

僕が到着したときは、ちょうど2回目の休憩時間でした。
楽屋周りは、出演の噺家やお手伝いの噺家たちで大騒ぎです。
ウチの師匠・鶴瓶も急遽出演が決定。3回の公演、全てに口上と落語で出ることになったんです。

仲入りのあと、口上が始まりました。
僕は2階席の一番後ろから見たんです。
舞台下手から、司会の笑福亭松枝師匠、桂小米朝兄さん、桂春團治師匠、桂三枝師匠、そしてウチの師匠。
緞帳が上がると、客席から「おめでとう」という気持ちがこもった大きな拍手。僕も一緒に手をたたきました。
長年、定席のない中、戦後から上方落語を一から支えてこられた春團治師匠が、「どうか皆様方の末永いお力添えを何卒よろしくお願い申し上げます」と、満員のお客様に深々と頭を下げながら挨拶され、それに対して温かい拍手が客席から湧いた時、僕も自然と涙が溢れてきました。
ウチの師匠も涙声でした。

6時過ぎに2回目の公演が終わり、みんなで法被を着てお客様をお見送りしたんです。
「ありがとうございま〜す!」と大勢の若手噺家が声を上げました。
お客さんたちが満足そうな顔で出ていかれるのを見て、嬉しさがこみ上げるのと同時に、気を引き締めてやっていかないとダメだという思いも強くなりました。

3回目の夜の部は、口上でスタート。
僕は3番目に登場し、15分で「ちはやふる」を演じました。
9日のプレ公演ですでに舞台に上がっていたため、わりと落ち着いてやれたとは思うんですがね。
客席になんと、俳優の津川雅彦さんの姿が。
上方落語の世界を題材にした映画「寝ずの番」を撮られた方ですからね、落語がお好きなんですねぇ。

9時半に公演が終わり、またお客様をお見送りするために繁昌亭の玄関へ。
今度は三枝師匠もウチの師匠も並んでお客様に「ありがとうございます」とお礼を言いました。

「噺家が一つになった」。そんな感じでした。
六代目・笑福亭松鶴師匠が「島之内寄席」を始められた時は、そんな雰囲気があったと、ウチの師匠から聞いたことがあります。
「噺家が一つになって」取り組めば、きっと、繁昌亭が、そして上方落語がもっといいものになる。そのことを痛感した夜でした。

皆さん、繁昌亭にお気軽にお越し下さい!
繁昌亭HP http://www.hanjotei.jp/
  
[146] 今日も銀ぎん!2006.09.15(金) 08:10
 『イイノホール・初体験』 2006年9月15日(金)

これを書いてる今は、15日の朝8時過ぎです。
昨夜遅くにウチに帰ってきました。

13日(水)は東京のイイノホールで、駐日韓国大使館・韓国文化院主催の「韓国語落語と韓国民話のおもしろ競演」に出演させて頂きました。
朝から霧雨が降り続いていました。
夕方5時にイイノホールに到着すると、すぐに記者会見がありました。来週の韓国語落語・ソウル公演についてです。
顔見知りの方も何人か来られてたんですが、記者会見というのは何度やってもキンチョーしますね。舞台でしゃべる方がよっぽど楽です。

会見の後、舞台に座り照明とマイクのチェック。
イイノホールは約700人収容。ところが、舞台から客席を見ると、700人も入るようには感じないんです。コンパクトにできてると言えばいいんでしょうかね。いや、座席は狭くないんですよ。ゆったりと座れるんです。そして、舞台からも客席からも「見やすい」んですね。いいホールはそうです。
このイイノホールでは普段から大きな落語会が催され、これまでにも「名人」と呼ばれる数々の師匠たちがここで落語をされてきました。その場所で、僕のような者が出て、また、韓国語落語をさせて頂けることに「ありがたい」という気持ちがジワジワとこみ上げてきました。
あとは、この雨の中、一体どれだけのお客様が来られるのか、それが心配でした。

このイベントは、韓国の民話を日本語で語る金基英(キム・キヨン)さんと僕のジョイントなんです。
金基英さんはこれまでに僕の落語会に2回観に来られ、面識はあるのですが、共演するのは初めてです。
基英さんの衣裳は、もちろん色鮮やかなチマ・チョゴリです。
「今日は頑張りましょう!」。どちらからともなく手を差し出し、ガッチリと握手をしました。

開演30分前、楽屋横でネタを繰っていると、韓国通で知られる、女優の黒田福美さんが来られました。
黒田さんは基英さんとお知り合いで、7月の大銀座落語祭にも一緒に僕の韓国語落語を聴きに来て下さったんです。それ以来の再会です。韓国語ペラペラの黒田さんが笑えば、韓国に行っても十分通用するという証明になりますから、黒田さんのお顔を見て、さらにグッと気合が入りましたね。

6時半、開演。
まずは基英さんが登場。舞台袖にいると大きな拍手が聞こえてきました。「おっ、これはお客さんがたくさん入ってはるぞ〜」とワクワクしてきました。
基英さんの日本語はホントに流暢で、また、温かい響きがあります。会場がすぐに一つにまとまったのを舞台の横で感じました。

休憩のあと、7時半からいよいよ僕の出番です。
「アリラン」の出囃子に乗って高座へ向かうと、温かい拍手。見渡すと満員のお客様。嬉しいですねぇ〜。
高座から尋ねると、韓国語がわかる人とわからない人が半々くらいでした。
マクラで温めたあと、まずは、韓国語落語「動物園(トンムロン)」。
ホランイ(虎)がパンを欲しがるシーンはいつもよくウケます。
オチの言葉、「コッチョンマ ナド シンマノォヌロ イランダ(心配するな、オレも10万ウォンで働いてる)」で、ドカ〜ン!
これが快感なんです。

続いて日本語で「動物園」。ウケるところは全く同じです。
落語はスゴイ!落語に感謝です。
お客様のノリがいいから、僕もどんどんテンションが上がってきます。これがライブの醍醐味ですねぇ。

最後は、韓国語の「時うどん」。今回はソウル公演に向けて手直ししたニューバージョンを披露しました。プサンの訛りが出てくるのです。これがまた、大爆笑!大きな手ごたえを感じました。

ラストは司会者を交え、3人でトーク。こちらもいい雰囲気でした。

打ち上げのビールが格別のウマサでした。

さあ、今日はいよいよ「天満天神繁昌亭」のオープンです。僕は夜の部に出演します。前売りは完売。頑張ってきま〜す!
[145] 今日も銀ぎん!2006.09.13(水) 01:06
 『江古田の夜』 2009年9月12日(火)

「今日も銀ぎん!」少しお休みしますと書きましたが、こうやってちゃんと更新してます。
ケータイで書けるんですね〜。忘れてました。
池袋のホテルからです。

今日は三時過ぎの「のぞみ」に乗って東へ。
東京の柳家初花(やなぎや しょっぱな)さんの落語会に出るためです。
品川で山手線に乗り換え、池袋へ。そこから、西武・池袋線で江古田まで。生まれて初めての西武鉄道です。
車内に貼ってる路線図を見て、「所沢の西武ドームって遠いなぁ」と心底思いました。何分かかるかわかりませんが、都内に住むライオンズファンは大変でしょうねぇ。まあ、大きなお世話ですが。

七時前に会場の割烹「樽平」に到着。
二階の八畳ほどのお座敷でやるんです。

初花さんは、この会を毎月されてます。しかも二席ずつ。大変なことです。

僕は初花さんの落語と落語の間に出て一席やりました。
ネタは「蔵丁稚」。東京では「四段目」という名前です。
アットホームな雰囲気の中、ホントに気持ち良くやれました。

終演後、一階に移ってお客さんたちと一緒に打ち上げです。
僕と同い年で同期の東京の噺家、柳家一琴(いっきん)さんが会いに来てくれました。
久々に話したけど、やっぱりオモロイ人ですわ。

お客さんの中でただ一人、このホームページを見て来られた方がいてはりました。
嬉しいですねぇ。
また、「初めて上方落語を聴いた」という方も来られてました。
飲みながらワイワイやってると、お友達感覚になってきました。みんな気さくな方ばかり。

打ち上げの席で、次回、10月10日(火)のゲストが柳家一琴さんに決定。
僕も「みなさん、来月も必ず来て下さいよ〜」とお客さんに売り込み。

舞台と打ち上げ、両方で発散できた素晴らしい一夜でした。

明日はついにイイノホールの舞台に立ちます。
楽しみです。

ケータイで書くと、指が疲れますね。
[144] 今日も銀ぎん!2006.09.12(火) 09:32
 『血気盛んな?決起集会』 2006年9月12日(火)

昨夜、天満の天神さん(繁昌亭の横)で「繁昌亭オープン決起集会」が行われました。桂三枝・上方落語協会会長をはじめ、60〜70人の噺家が集結。15日から正式にオープンする繁昌亭の成功を誓ったのです。
こう書くと、なんか大そうですが、ようはみんなで飲んだんです。

僕も出た9日、10日のプレオープン公演も全て盛会だったようで、なかなかいいスタートを切れました。
こけらおとし公演のチケットも順調に売れ、完売が増えました。
しかし、日によってはチケットに若干の余裕があります。
出演者などの詳細は、繁昌亭のホームページに載ってますので、ご覧になって、ご都合のいい時にぜひお越し下さいませ。
http://www.hanjotei.jp/

文福師匠の河内音頭(いつもやらはります)でお開きとなった決起集会のあと、我が鶴瓶一門の晃瓶兄、達瓶兄、恭瓶兄と一緒に繁昌亭の近くのお店で二次会。
これからは南森町界隈で飲む噺家の姿が多くなるやろなぁ〜。
「いやぁ〜、噺家さんにはいつもご贔屓頂いてありがたいですぅ〜」というお店もあれば、「噺家は酒癖が悪いから、もう来てイラン!」というご主人も現れるのかなぁ。
お酒はキレイに飲みましょう。

そうそう、今日(9月12日)の夕方、6時10分からNHKのニュース番組で繁昌亭の特集がありますよ(関西だけかも)。
ぜひ、ご覧下さい。

今日は昼から東京に行きます。
今夜は柳家初花(しょっぱな)さんの会に出て、明日はイイノホールで韓国語落語をします。
14日に帰って来ますから、「今日も銀ぎん!」は少しお休みです。
また、報告しま〜す!

皆さん、季節の変わり目、くれぐれもご自愛下さいね。
[142] 今日も銀ぎん!2006.09.10(日) 09:52
 『待ってましたぁ!』 2006年9月10日(日)

いやぁ〜、昨夜はホントにおいしいお酒が飲めました。
関西では80年ぶりとなる落語専門の定席「天満天神繁昌亭」のプレオープン公演が行われ、僕も出演したのです。
正式オープンは15日(金)ですが、一番最初というのは9日の1時開演の部なのです。そんな歴史に残る舞台に立てて、改めて「オレは運が強いなぁ〜」と感じました。
 
12時前に繁昌亭に到着すると、すでにお客さんの列が。真夏のような暑さのなか、早くから並んで下さってるんですねぇ。
嬉しくなってきました。
取材のテレビカメラもたくさん。仲のいい新聞記者さんと目が合い、歩み寄るとお互いに手を差し出しガッチリ握手。
「いよいよですね」と声をかけてくれたその記者さんの顔も喜びにほころんでいました。
 
楽屋に入ると、主任(トリ)の桂文福師匠が上方落語協会の法被と浴衣を着てウロウロ。
文福師匠は午前中に行われたマスコミ向けの内覧会にも出演されていたんです。
「師匠、おはようございます」と挨拶するや、「あぁ、銀瓶ちゃん。頼むで、頼むで」とニコニコ顔。オープニングの口上の司会を僕に指名して下さったのは、文福師匠なんです。
「やるぞ!」という気がグ〜ッと湧いてきましたね。
他にも、出演する噺家はもちろんのこと、お手伝いに来てくれた後輩噺家たちで楽屋回りごった返してました。みんなワクワクしてるんですよ。
 
12時半開場の予定でしたが、お客さんの出足が早いため、開場時間を10分繰り上げることに。
文福師匠が「よし!みんな黒紋付の着流しでお客さんを出迎えよう」と号令をかけた。一番上の方がこんな風に引っ張ってくれると楽屋は一つにまとまるものなんです。
 
繁昌亭の入り口で笑福亭風喬(ふうきょう)くんが入れ込みの一番太鼓を打つなか、お客さんがぞくぞくと入ってこられます。
僕は文福師匠の右隣に立ち、「いらっしゃいませ〜」。
顔見知りのお客さんも何人か来られてて、「おめでとう〜。ヨカッタねぇ〜」と声をかけて下さった。ボルテージがドンドン上がってきます。

楽屋に戻ると黒紋付の上から袴を穿いて準備OK。桂団朝兄さんと口上の時の並び方を決めました。
僕は口上の司会をするにあたって、家で「この人はこういう風に紹介しよう」と考えてきたんです。
マジックに興味を持ってはる桂出丸(でまる)兄さんに「兄さん、マジックのこと言いますよ」と言うと、「そうか。ほな、トランプ持って出るわ」。出丸兄さんのカバンには常にトランプが入ってるんです。

開演5分前、9人の噺家が舞台に並びました。
前列上手(お客さんから見て右)から、桂団朝、桂一蝶、桂文福、桂出丸、笑福亭銀瓶。
後列上手から、森乃石松、林家そめすけ、桂福若、桂三幸。
みんなエエ顔です。
 
緞帳の向こうから聞こえてくるお客さんの「ザワザワ」がさらに「いい緊張感」を高めてくれます。
二番太鼓が終わり、ゆっくりと緞帳が上がると、割れんばかりの大拍手。
「待ってましたぁ!」の掛け声。ジワッときました。
一同がゆっくりと顔を上げます。客席は1階も2階も立錐の余地のないほどの大入り満員。
「本日は、天満天神繁昌亭プレオープン公演にご来場頂きまして誠にありがとうございます」。
繁昌亭でお客様に対して最初に声を出したのは、この僕なのです。なんという光栄。喜びと緊張のあまり、少し声が上ずっていたかもしれません。
 
口上は石松くんから順にスタートし、最後が文福師匠。
僕がフルとそめすけくんは酒井とおる師匠のモノマネをし、出丸兄さんはキッチリとトランプの手品を決めてくれました。
一蝶兄さんの口上が終わり、トリの文福師匠を紹介するところで僕が「以上のメンバーでお送りしました」とやると、文福師匠が派手に大コケ。ベタですけど、こういうのがいいんです。
拍手の渦の中、予定通り15分で口上が終了。
僕はこの時点で「今日は大成功間違いなし」と確信しました。
 
続いて落語のスタート。僕は4番目に出て15分の持ち時間キッチリで「書割盗人(かきわりぬすっと)」を演じました。
やり慣れたネタですが、新鮮でホントに気持ちヨカッタです。
 
トリの文福師匠が相撲甚句も交えタップリ熱演。
終演後、お客さんを見送るとみんな満足そうな顔をされてました。ホッとしました。「ありがとうございます。また来て下さいね〜」という気持ちでイッパイでした。
 
着替えを済ませると文福師匠が「みんなお疲れさん。飲みに行くでぇ〜」と打ち上げへ。何人かは他の仕事があるため参加できませんでしたが、総勢10人で近くのお店へ。
文福師匠がすでに予約をして下さってたんです。もちろん、師匠のおごりです。
ハッキリ言って、寄席のギャラは他の落語会に比べると格段に安いんです。ですから、師匠は大赤字です。
でも、そんなことは関係ないんです。そんなこと気にしてたら噺家なんかできません。そうやって先輩にしてもらったことを今度は自分が後輩に返していくのです。
喜びの宴は11時過ぎまで続きました。

皆さん、繁昌亭にぜひお越し下さい!
15日(金)から始まる「こけらおとし公演」は、日によっては若干チケットが残ってます。
詳しくは、繁昌亭のホームページをご覧下さい。
http://www.hanjotei.jp/

興奮のあまりたくさん書いてしまいました〜。
終わるのを「待ってましたぁ!」?

[141] 今日も銀ぎん!2006.09.09(土) 08:03
 『繁昌亭プレオープン!』 2006年9月9日(土)

 いよいよ、今日、大阪にできた新しい定席「天満天神繁昌亭」のプレオープン公演があります。僕は午後1時の部に出演します。つまり、マッサラの舞台に立つわけです。オープニングは全員揃っての口上があり、僕が司会をする予定です。これも初体験!
 記念すべき日を祝うような素晴らしい天気!前売り券も完売だと聞いてます。嬉しいですねぇ。
 今日の朝日新聞の夕刊に記事が載るかもしれません。
 どんな様子だったかは、またここでお伝えしますね。
 では、行ってきま〜す!
[140] 今日も銀ぎん!2006.09.07(木) 01:37
 『ニセモノ・ホンモノ』 2006年9月6日(水)

 今日は7時から京都の山科で桂米二(よねじ)兄さんの落語会があり、ウチの師匠・鶴瓶も出演するのでお手伝いに行ったんです。
 楽屋で話をしてたら、なんと今日は米二兄さんの49歳のお誕生日。米二兄さんが高座に上がっている時に楽屋でウチの師匠が、「ほな、今日の打ち上げは米二の誕生パーティーにしよう。祗園のお茶屋へ行こう」と提案。僕は心の中で「ヤッター!雨の中、来た甲斐があった」と喜びました。ヤラシイ奴です、ホンマに。
 落語会は盛会で終演。片づけを済ませ、タクシーに乗り込み、いざ祗園へ。他には、桂よね吉くんと桂吉坊くんがいました。
 久々の祗園のお茶屋。細い路地がいいんですよね。ウキウキしてきます。
 二階のお座敷で飲んでますと、舞妓さんがお二人来られました。うめ葉さんと叶明さん。うめ葉さんは昭和63年生まれの18才。叶明さんは平成2年生まれの16歳。やっぱり可愛らしいですねぇ。うめ葉さんが踊りを披露してくれたんですが、踊りになると表情が変わるんですね。また違った色気が出るというか。稽古の賜物ですねぇ。見習わんとアカン。
 出身地を聞くと、うめ葉さんが仙台で、叶明さんが長野。昔は京都の女性ばかりだったそうですが、舞妓さんの数が少なくなり、そんなことも言ってられなくなったそうです。「いま、舞妓さんは80人どす」と女将さんが言うてはりました。上方の噺家より少ないんですねぇ。
 最近は、京都に観光で来られた女性に舞妓さんの鬘や衣裳をレンタルで着せて、京都の街を歩いてもらうというサービスがあって人気があるそうですが、そういう「ニセ舞妓」の中にはケータイでしゃべりながら歩きタバコという困った女性もいるそうです。また、それを見て、ホンモノの舞妓さんと勘違いし、「最近の舞妓はどないなっとるんや!」と苦情を言ってこられる人もあるそうです。「『私はホンモノの舞妓ではありません』と書いたプラカード持って歩いて欲しいどすわ」と女将さんがボヤいてはりましたどすぇ。
 いつか自分のお小遣いで祗園のお茶屋で遊びとぉおすなぁ〜。
[139] 今日も銀ぎん!2006.09.05(火) 23:11
 『プロ野球より面白い!? 野球盤』 2006年9月5日(火)

 夏休みの終わりに6年生の息子が、87歳になる僕のおばあちゃん、つまり彼にとっては「ひいおばあちゃん」から貰ったお小遣いで「エポック社の野球盤」を買ったんです。
 僕も小学生の低学年の頃、親に買ってもらいました。一番安いやつでしたけどね。高いやつは少し大きくて、右バッターと左バッターの切り替えができたんです。安いのは右バッターだけでした。でも、あれでよく遊びましたよ〜。楽しかったな〜。
 最近のはどうなってるのかよく知らないんですが、息子が買って来たのは右バッターだけです。でも「デラックス」って書いてるんですけどねぇ。もちろん、「消える魔球」は健在です。驚いたのが、キャッチャーの部分の穴が3つに分かれてるんです。僕らの時は確か一つだったはずです。で、バッターが見送って、真ん中の穴に球が入ると「ストライク」なんですが、両端の穴に入ると「ボール」というルールなんです。「へぇ〜」と思いました。その上、「消える魔球」を見送ると、なんと球がバッターから見て右の穴に入るようになってるんです。だから「ボール」になるんですね。進化してますよ〜、野球盤。
 それにねぇ、昔ほどヒットが出ないんですね。アウトになるポケットが大きいのかなぁ。とにかく、僕らの頃はガンガン打ってましたからね。ホームランも、転がった勢いでそのままスタンドイン、というのが1試合に3本ぐらいありましたよ。それが、今のは出ないんですよ。
 ピッチャーの投げる球も、普通に投げても昔より速くなってますね。僕らの時は遅かったから、「コンパチ投げ」というのがあったんです。普通は、球を出すレバーを指でつまんで引っ張って、そのまま指を離して球を投げるんですが、「コンパチ投げ」というのは引っ張ったレバーを人差し指で思いっきりコンパチして球を出すんです。これはまず打てません。球が見えないんですから。だから、僕たちのルールでは「コンパチ投げは1イニングに3球まで」でした。でもねぇ、一人だけいたんです、僕の友達で「コンパチ投げ」の球を打った奴が。奇跡的にタイミングが合ったんですねぇ。見事、ホームランでした。でも、金属製のバットが細い部分で折れましたね。昔は、プロ野球も野球盤も「名勝負」がありましたね。
 で、今日の5時頃、息子の友達が5人ほどウチに遊びに来て、野球盤で遊び始めたんです。「キミら、こんなんしたことあるかぁ?」と聞くと、全員が「ない〜」。テレビゲームが主流なんですねぇ。子どもたち、楽しそうでした。
 やっぱり、アナログがええんですよ。
[138] 今日も銀ぎん!2006.09.05(火) 01:19
 『これも落書き?』 2006年9月4日(月)

 今朝は7時に子どもたち(6年生の息子と3年生の娘)の声で起こされました。もう、2学期がスタートしてるんですね。
 土曜、日曜と「彦八まつり」で疲れてたので、もう少し寝たかったんですが、しょうがないですね。まあ、やることはいっぱいあるから早起きにこしたことはないんですが。
 朝食の後、6ch(大阪の朝日放送・テレビ朝日系列)の「スパモニ」を見たんです。僕は朝8時からは大体「スパモニ」です。キャスターの渡辺さんが好きなんです。時々、事件の被害者のことを想って、感極まって泣かはるんですよね。「優しい人やなぁ」と思います。これはチャカしてるんじゃなく、「あぁ、もうじき渡辺さん泣かはるやろなぁ」とか、時々わかりますよ。泣かはったら、「おい、渡辺さん泣かはったでぇ」と嫁ハンを呼んで、二人で見て「ええ人やなぁ」とシミジミ言ってます。
 それともう一人、リポーターの井口成人さんも好きなんです。井口さんは、僕が小学生の頃からワイドショーの事件モノのリポーターされてる大ベテランですよ。確か、最初に見たのは「ウィークエンダー」でしたかねぇ。違ったかなぁ。まあ、とにかくわかりやすくリポートしてくれます。井口さんを見てると、「この人、休みあるんかなぁ」と心配するくらい、いろんな所へ行かれてます。都会から山奥まで、ホントに神出鬼没な方ですよ。今日は大阪(アメリカ村かなぁ)でロケをしたVTRが流れてました。店の壁やシャッターに勝手に落書きするアホどもの取材でした。井口さんは、そのアホたちに突撃取材してましたよ。「落書きはいけないじゃないか」と言う井口さんに対して、アホのリーダーみたいな奴が「これは落書きとちゃう、芸術や。お前らなんでそれがわからへんねん」みたいなことホザいてました。井口さんもちょっとキレかけてましたけど、大変な仕事ですなぁ。僕はようしません。
 だけど、ああいうときの大阪弁って、イヤですねぇ。なんか大阪、いや、関西人イコール品がなくガラが悪いように思われるような気がするんです。亀田家の人々もですけど。しかしまあ、あんな、落書きを堂々と正当化する奴らがいつか親になるんですからねぇ、ホントに世の中どうなっていくんでしょう。正義感で対抗しても、逆にこっちがエライ目に合うという危険性がありますからね。下手したら殺されたり。恐いなぁ〜。ですから、おかしな奴らと遭遇しない運が自分にあるかないかだと思ったりします。
 10時くらいから、武庫川の河川敷を2時間かけて歩きながら落語の稽古をしました。噺家が「稽古をしたこと」をこんなところに書くのも変な話ですがね。「不動坊」というネタを覚えてるんですが、この噺に出てくる人たちも「おかしな奴」ばっかりです。でも、落語に出てくる「おかしな奴」はみんな愛すべき人ばっかりです。他人に危害を加える奴はめったに出てきません。平和ですわ。落語の世界は。なんかねぇ、余裕があるんですよ。落語を聴きに来られるお客さんたちも「心に」余裕がありますからね。あるいは、「心に」余裕を持ちたいがために来られるのかも。だから、落語会とか寄席って平和なんですよ。
[137] 今日も銀ぎん!2006.09.04(月) 08:53
 『彦八まつり』 2006年9月3日(日)

 2日と3日、上方噺家のお祭り「彦八まつり」が生國魂神社で催されました。今年はお天気に恵まれ、また例年になくカラッとした気候で暑さもマシでした。吹く風に秋の気配を感じました。そんなこともあってか、二日間とも大勢のお客様が来られ、境内は早くから押し合いへし合いでした。ありがたいことです。
 学園祭のように、噺家がお店をします。我が鶴瓶一門は、毎年、焼きそば屋さんをしています。僕のすぐ上の瓶太(びんた)兄さんがリーダーとなり、仕込から野菜のカットまで奥さんや子どもさんも一緒になって準備してくれます。ホントに頼もしいです。
 しかしまぁ、焼きそばが売れるは売れる。お客さんの列が途絶えないんですから。僕は店の前に立って注文を聞いて焼きそばやビールを渡す役でした。目の回るような忙しさというのはこういうことなのかと改めて思いましたよ。僕たち素人が作る焼きそばを並んでまで買ってくれはるやなんて、ホンマに感謝です。
 途中、100円玉が少なくなったので、文枝一門のお店(しょうゆ味の焼きうどん)に3000円持って両替に行きました。快く両替してくれたんですが、店に戻ろうとしたら文也(ぶんや)兄さんが「キミの店は生ビールも売ってるんやなぁ。よう冷えてウマイんやろなぁ」と僕の目を見てアピールするんです。7月の終わりに、僕は文也兄さんからご馳走になりました。「わかりました」と一言残し、店に帰るや生ビールを3杯注ぎ、すぐに届けました。文也兄さんは僕を見るや「あらっ!エライすまんなぁ。なんや催促したみたいでぇ」と、ニコニコしながらお決まりのフレーズ。「また小銭に困ったら、いつでもウチにおいでや〜」。こういうやりとりっていいですよね。だけどホントに100円玉に困りまして、その後も何度となく両替に行ったんです。もう、ビールのことを言われるのは予想済みだったので、初めから生ビールを3杯持って行きましたよ。また今度、文也兄さんにおごらせよう。
 祭りが終わってから一門みんなで焼肉屋さんで打ち上げ。おいしく楽しく飲んで食べました。
 「彦八まつり」にお越し下さったお客様、ホンマにありがとうございました〜!
 次は落語で楽しんで下さいね〜!
 
[135] 今日も銀ぎん!2006.09.01(金) 21:15
 『秋の予定』 2006年9月1日(金)

 今日の大阪は急に涼しくなりました。空気もカラッとして、とても爽やかでした。でも、明日からまた暑くなるらしいですが。
 さあ、早いもので今年も3分の2が過ぎてしまいましたね。残りの4ヶ月、気持ちよく過ごしたいものです。
 今月は、21日から23日まで韓国語落語のソウル公演があります。今年は昨年より公演数が一つ増えました。高麗大学という、日本なら早稲田大学に相当するような大きな大学です。昨年味わった喜びをまた感じたくて、年明けから、ここに照準を合わせてやってきました。残りの20日間、最後の調整です。そう言いながらも飲みには行きますよ〜。
 10月は天満天神繁昌亭(9月15日オープン)ほか、いろいろと落語会に出演します。
 11月は、16日(木)に東西落語研鑽会(東京)、17日(金)に西宮で師匠・鶴瓶との「鶴瓶、銀瓶をしごく会」(詳細は後日発表します)、そして26日(日)には東京で初の単独落語会「銀瓶らくご お江戸でGINGIN!」(出演情報に掲載しています)が控えています。でも、それ以外はホントにヒマなんです〜。
 そうそう!明日と明後日、9月2日と3日、大阪の生國魂(いくたま)神社(地下鉄・谷町九丁目駅から南西徒歩3分)で噺家のお祭り「彦八まつり」を開催します。我が鶴瓶一門は焼きそば屋さんをします。僕もいますから、お時間がありましたら、ぜひ遊びに来て下さい!待ってま〜す!
[133] 今日も銀ぎん!2006.08.30(水) 22:34
 『10年後でっせ!?』 2006年8月30日(水)

 報道ステーションで、2016年のオリンピックの国内立候補地が東京都に決まったとやってました。福岡市との勝負だったんですね。今日まで知りませんでした。今日、プレゼンテーションをした後、投票の結果、33対22で東京都の勝ち。ニュース映像の中で、両陣営の様子が流れてました。福岡市の人たちは揃いの黄色いTシャツに身を包んで「福岡をヨロシクお願いしま〜す!」と、投票するエライ人たちに呼びかけてました。東京都側は、いい歳したオッサンたちがブルーのビニール製のバットみたいなやつ(あれはなんていう名前ですかね?)を二本持って、それを打ちながら「トウキョウ!トウキョウ!」とやってました。なんか、笑ってしまいました。
 個人的には、福岡あたりでやるのはおもしろいなぁと思うんですがねぇ。地方が盛り上がった方がいいのになと。金メダリストが博多の屋台で飲んでるのを見たいですよ。
 でも、これでオリンピックの開催地に決定したわけではないんですよね。これから、他の国の都市と争うわけでして。最終的に負けると落ち込みますよ〜。大阪がそうでしたもん。確か、2008年の開催地を決めるのに北京と競ってダメだったんですよ(間違ってたらゴメンなさい)。シュンとなってましたからねぇ。
 2016年、僕は49歳です。そのときには、東京と福岡、両方を行ったり来たりしていたいなぁ。もちろん仕事でですよ。観光やなしに。
[128] 今日も銀ぎん!2006.08.30(水) 08:04
 『ネタ数と体重を増やす』 2006年8月29日(火)
 
 最近、いろんな人から「痩せた?」と聞かれます。何も痩せる気はないんです。元々、細いですから。「そんなに痩せてますか?」と、ある人に尋ねたら、「ほっぺたが少しコケた感じがする。噺家としたらあんまりええことないで」と言われました。確かに、噺家は少しふっくらした方が着物も映えるし、お客さんに対して安心感を与えられると思います。
 あまりにも「痩せたね」とか言われるので、フィットネスクラブで久しぶりに体重を計りました。表示画面に出た数字は「66.45」。春に計ったときは69キロくらいあったんです。身長が180センチですから、ちょうどいいかなと思ってました。僕は「痩せの大食い」で、かなり食べるんですが、太りにくい体質なんです。間食もしませんし。基礎代謝が平均より高いんですよね。燃費の悪い自動車みたいなもんです。この暑さですから、体重が落ちるのも無理ないとは思うんですが、これ以上痩せたら見た目も貧相になりますから、少し太ろうと思いました。「痩せたい」と願っている方にはイヤミかもしれませんが。
 そこで、フィットネスクラブのスタッフに「太るサプリメントありますか?」と聞くと、即座に「ありますよ」と教えてくれました。「MUSASHI」シリーズの「FU」という商品。「フー」と読みます。太るためのサプリで「フー」とはわかりやすいですね。粉末タイプで、一日一回、食前に小さじ一杯飲めばいいそうです。
 また結果を発表します。
[127] 今日も銀ぎん!2006.08.27(日) 22:51
 『元気が一番!』 2006年8月27日(日)

 今日、僕の携帯にとても嬉しい電話がかかってきました。お昼過ぎ、ブルブルと振動する携帯電話を開くと、そこには「道上洋三」と出ているじゃないですか。これを読んでいる関西以外の方の中にはピンとこない人もいらっしゃるでしょうが、「どうじょう ようぞう」さんです。大阪のABCラジオ「おはようパーソナリティ・道上洋三です」の、あの道上さんなんです。大の阪神タイガースファンなんです。お歳は、確か僕より二回り上のはずだったから、62か63歳くらいです。いや、もうちょっといってたかなぁ?とにかく、大阪のラジオ界において、噺家の世界に例えて言うなら、真打も真打、大真打ですよ。でも、偉そうにしないホントに優しい方なんです。僕に「ラジオでしゃべるうえで大事なこと」を教えてくれたのは、師匠・鶴瓶と、そして道上さんなんです。
 道上さんは7月半ばから体調を崩され、しばらく入院されてました。ですから、長年続けてこられた早朝のラジオ番組もずっとお休みされてたんです。僕もですが、関西の多くのファンの方が心配されてました。その道上さんが元気な声で「銀瓶ちゃん、退院したよ。いま家にいるよ〜」と言うじゃないですかぁ。涙がジワ〜っと出てきました。「おめでとうございます。よかったですなぁ」と心の底から喜びました。王監督が退院されたとき、ホークスの選手や王さんと近しい人たち、そしてファンの皆さんも同じような想いだったのではないでしょうか。
 すぐに番組復帰ということではないでしょうが、また、あの「道上節」がラジオから聞こえてくると思うとワクワクしてきます。
 電話がかかってきたとき、ちょうど睡魔が襲ってきて、家で昼寝をしかけたんですが、道上さんの声を聴いてシャキッとしました。
 今夜のビールはうまかったぁ!
[123] 今日も銀ぎん!2006.08.26(土) 22:31
 『銀座らくごアーベント』 2006年8月26日(土)
 
 最近ちょっとバタバタしてまして、久々の「今日も銀ぎん!」です。お待たせしました。待ってる人、いるかなぁ?まあ、ええわ。
 25日(金)、レギュラー出演している大阪のMBSラジオ「こんちわコンちゃん」の後、すぐさまタクシーに乗り新大阪駅へ急ぎました。こういうのを業界では「飛び出し」と言います。売れっ子のスターは毎日のように「飛び出し」ますが、僕は年に2・3回「飛び出し」たらいいほうです。あぁ、もっと「飛び出し」た〜い。
 行き先は東京。銀座の「銀座みゆき館劇場」で行われている「銀座らくごアーベント」に出演するためです。なんと今回は僕がトリ。他にはウチの師匠・鶴瓶や三笑亭夢之助師匠も出られるんですよぉ。なぜそうなったかはわかりません。太陽系の惑星から突然外された冥王星も「なんでぇ?」と思っているでしょうが、冥王星と同じくらい僕も「なんでぇ?」でした。しかしまあ、いい経験をさせて頂けるんですから、ありがたいことです。
 7時過ぎに楽屋に到着すると、ウチの師匠と夢之助師匠が談笑中でした。初めて会う夢之助師匠は、テレビで見るのと同じ笑顔で僕を迎えてくれました。そこは、やたらと天井の低い楽屋で、180センチの僕はずっと背中をかがめていないといけません。僕は「蔵丁稚」をやるつもりだったんですが、ネタ帳を見ると、4月と5月に「四段目」が出ているんです。東京では「四段目」、大阪では「蔵丁稚」と呼びます。同じネタでも名前が違うことがチョクチョクあるんです。そこで急遽、「どうらんの幸助」に変更することに。中入り後、師匠・鶴瓶が出て、いよいよ僕の番です。90人くらいしか入らない客席はもちろん満席です。マクラの途中で、7月の大銀座落語祭に来てくれてた女の子を発見!女性を見つけるのは「真打」級です。えっ?デキはどうでしたかって?もう、ウソを書いてもしょうがないから、正直に言いますわ。落ち着いてやれたとは思うんですが、なんともねぇ。早い話が玉砕ですわ。長い噺に最後までお付き合い下さったお客様、ホントにありがとうございました。次回は、もっと頑張ります。次回あるやろかぁ?
 終わってから楽屋に入ると天井でアタマをゴツン!舞台と楽屋、両方でアタマを打ちました。チャン、チャン!
[120] 今日も銀ぎん!2006.08.24(木) 01:03
 『繁昌亭・プレオープン』 2006年8月23日(水)
 
 いよいよ、多くの方々のご支援のお蔭で、9月15日から上方落語の定席「天満天神繁昌亭」がオープンします。先日、初めて繁昌亭の中に入りましたが、ホントに素晴らしい舞台です。また、客席からも観やすい造りになっています。「早くここで落語したいなぁ」とワクワクしました。僕は初日の夜の部に出して頂くんですが、お蔭様でこちらは前売り完売となりました。ありがとうございます。 
 「繁昌亭の舞台に立つ銀瓶を少しでも早く観たい、聴きたい!」という方に朗報です。9月9日(土)のプレオープンのチケットにまだ余裕があるそうです。僕は午後1時開演の部に出演します。詳しくは、繁昌亭(06−6352−4874)まで。http://www.hanjotei.jp/でもわかります。
 皆さん、9月9日(土)、繁昌亭でお会いしましょう!
 
[117] 今日も銀ぎん!2006.08.23(水) 07:51
 『つるべ、らくごのお稽古』 2006年8月22日(火)
 
 今年から始まった落語会『つるべ、らくごのお稽古』の5回目が住吉区の無学で4時からあった。師匠がオフの日に突発的に開催するもので、大体、10日前くらいに決まる。だから、チラシは作らず、「ねたのたね」や上方落語協会のホームページなど、ネットでの告知のみである。いつも平日の昼間にしているのだが、「お客さん来はるんかなぁ?」という心配もなんのその、毎回「ちょうどイイ感じ」に入る。今回も突然の雷雨の中、小さな会場に50人近いお客様が来られた。感謝、カンシャ。料金は決まってなく、お客様が自分で思った金額を後払いする方式。「こういう場合、相場っていくらなんやろか?」とか思ってしまう。
 時間がある弟子も着物を持って来ればネタによって出演が決まる。今回ボクは初めて出演した。無学は『らくパラ』で何度も舞台に立っているのだが、会が変わると雰囲気も違う。不思議なものだ。番組はトップから、由瓶「動物園」、銀瓶「蔵丁稚」、鶴瓶「厩火事」、達瓶「茶目八」、鶴瓶「宮戸川」。ネタ帳を書きながら、「今日のネタは全部、漢字三文字やなぁ」と妙なことに気持ち良さを感じた。
 打ち上げは近所の中華料理屋さんで。ちょうど、「渡る世間は鬼ばかり」の「幸楽」みたいな感じ。ご夫婦でされてるが、「幸楽」のような揉め事はないようだ。おいしかったぁ〜。
 その後、自宅近くの焼肉「ハマン」で「ゆらゆら美容室」の人たちと飲みなおし。楽しかったので、ちょっと飲みすぎた。早実・斎藤くんが愛用の「回復カプセル」が欲しい。
 
[116] 今日も銀ぎん!2006.08.21(月) 18:20
 『テレビに釘付け』 2006年8月21日(月) 
 
 いやぁ〜、今年の高校野球はホントにおもしろいですねぇ。昨日も家族4人で1回から15回までしっかり観ましたよ。僕は9回の時点で「これは15回までいくぞ」と予言しました。その通りになってヨカッタ。だって、あんな試合、一生に一回あるかないかですよ。
 そして、今日の再試合。用事があったため5回くらいから観ました。早実が勝ちましたが、両校優勝の値打ちがありますね。試合が終わってからの駒大苫小牧・田中くんの穏やかな表情が印象的でした。ウチの嫁ハンは早実・斎藤くんに「キャーキャー」言ってます。浪商・牛島(現・横浜ベイスターズ監督)以来のトキメキだそうです。古いなぁ〜。
 プロ野球あんまりおもしろくないから、また明日から高校野球して欲しいくらいですわ。でも、2学期が始まるからね。
 球児たちよ、ありがとう!
[58] 今日も銀ぎん!2008.06.06(金) 00:00
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