最終日は大阪城公園でバーベキュー
お腹も膨れて、楽しく遊ぶ
東京から来たウリトメンバーがソンバン披露〜
酔っぱらって、そろそろどうにかなりそう
貞雨氏のなにやら怪しげな(笑い)
さらに怪しく、美しく〜
「いつでも、どこでもWSするよ!」
[関連サイト]
|
主 催 | ヨロカヂ |
講 師 | 李貞雨氏(筆峰プンムル保存会) |
日 時 | 2002年10月12、13、14日 |
内 容 | 12、13日:李貞雨のンムル講座 14日は講師を囲んでのバーベキュー&プンムル大会 |
場 所 | 12、13日:「らいとぴあ21」 14日は大阪城公園 |
参加費 | 1日2000円(食事代など別途) |
その他 | 12日、13日は講座終了後22時まで、らいとぴあ21で講師と共に食事を作って食べます。 |
面白かった! 参加者は、ヨロカヂの連中、東京からやってきたウリトのメンバー、芦屋チャンゴの会メンバーや諸々。見知った顔が多いと、かなり気が楽。
初日、2日目は、屋内にてピルボンプンムルのクッコリなどを練習。途中、クェンガリ班と個別練習したり、貞雨氏が修行中らしい「パンソリ」風味(?)な唄▲を練習したり、楽しいひととき。練習というか遊びというか(^^;
韓国における各地域のプンムル「文化財」指定の話や、ピルボンの模様なども、沢山の伺うことができた。
毎年(?)旧正月に行うピルボンプンムルの祭りは、昔は、一週間もの間、ず〜〜っと昼夜遊んだそうです。殆ど一つのリズムで、ず〜〜っと遊ぶ。現在は、会社勤めなど諸事情で、ある日一日24時間遊び呆けるそうです。それにしても、すげぇ。
興味深い話は幾つもあるのですが、例えば、貞雨氏は、”サムルノリ”と”プンムル”を比較して話します。
「サムルノリはショーアップされた表現で、観客はただ見るに徹する。技術を楽しむスポーツである。プンムルは観客も一緒になって遊べるものだ」「サムルノリは、体力に限界を感じる年齢になればできなくなる。プンムルは40歳過ぎて「味」の種が出来、50歳を過ぎてようやく「味」がでてくる」「サムルノリ、プンムル、それぞれが、それぞれに頑張り、それぞれの道を行けばよい」と。
特化された言い方かもしれないが、なるほど、と唸る側面は大きい。
また、細かい話になりますが、「ククン」「キタ」の間合い(?)を、個人的に指摘され勉強になりました(^^;
[今までの僕のクッコリ]
|1・・・・・2・・・・・3・・・・・|
キ|タ キ キタ キ|
ク |ク ク |
[その後の僕のクッコリ]
|1・・・・・2・・・・・3・・・・・|
キ |タ キ キ タ キ |
ク |ク ク |
※「ク」=「クン」の意。楽譜は横長に表記。
「キ+タ」と「ククン」の間合い・狭さに気を配ることは重要。全体のスピードが変われば、「キ+タ」も「ククン」もそれに合わせてスピード変える必要あり。全体のスピードが遅いのに、「キ+タ」や「ククン」が高速でつまってると、拍子が乱れる原因になる。その辺りをクリアにしないで「味」や「色」を付けていくと、後々、大変な事になると。
要は、「キタ」と「ククン」を揃えるほうが良い(^^; って話。今までも、例えば「キタ」を”装飾音風”に打つのではなく、緩慢にはっきりと表現するように等、多方面で伺ってきたけれど、ここまではっきりとは言われなかったので、改めて面白かった。
貞雨氏、最後にコメント。
「皆さんなりにやってる時代が大事。やっていくこと、守っていくことが大事。やっていくという気持ちが大事」
また是非に参加したいと強く感じるワークショップだった。来年旧正月(2月)に、ピルボン里でプンムルやるそうです。行きたいなー。今回の参加者にも、本場ピルボンプンムルを既に体験済みな方々がおられまして。羨ましい。僕はいつ行けるかな。
|